きょうもお父ちゃんとお母ちゃんのお話でしたね。
人を恋する一途な気持ちって、なんて美しいんだろうと思います。
塗り箸修行が終わるまでは手紙を読まないと決めていた正典さんのもとへ、「たちぎれ線香」のこいとの文と同じように、糸子さんの手紙が毎日のように届きます。
手紙というのは、いまどきのメールと違って、便箋に書いて切手を貼って投函してと、相手のことを思いながら行動している時間が長い分、気持ちがこもっている気がします。あんなにたまっている手紙を見て、糸子さんの「ひとめ逢いたい」という想いを目にしたら、正典さんが箸を放り投げて糸子さんのもとに走るのも無理もありません。
かけつけた正典さんは、冷たくかじかんだ糸子さんの両手を包むように両手ではさんで、自分の息をはきかけて暖めます。最初見たとき、手にキスをしているように見えてどきっとしてしまいました。糸子さんを抱きしめて、「小浜で一緒に暮らそう。」という正典さんに、「ここを離れられない。」と言う糸子さん。それを聞いて、正典さんは塗り箸修行をあきらめて鯖江で糸子さんと暮らす決意をします。
思い出の指輪を糸子さんの指にはめてあげるシーン、素敵でした。
ただひとめ逢いたいと思って手紙を書いた糸子さんは、そんなことになるとは思ってもみなかったのでしょうが、心の奥ではきっと助けを求めていたんじゃないでしょうか。それが、正典さんにはわかったのだと思います。その後の先代との確執は、その原因をつくった糸子さんにとっては、どんなに心痛むことだったでしょう。
場面は変わって、紅白でひろしを見ながら産気づく糸子さん。「ひろし~。」と叫びながら分娩室に入った糸子さんに、ドア越しに「ふるさと」のサビを歌ってあげる正典さんを観て涙が出ました。かっこ悪くても、人目なんか気にせずに、自分の気持ちを一生懸命伝える、正典さんの誠実さにじーんときました。
そういえば、17才の小次郎おじさん。妖艶でしたね~。17才にちゃんと見えたとこがすごいなあ。小次郎さんと話してる正典さんはやっぱりちょっと老けてました。
ひろしのことが気になって、終始そわそわしている喜代美ちゃんでしたが、そっちに気を取られていたせいで、却って失敗しなかったんじゃないでしょうか。次は喜代美ちゃんのトリ・・・と思ったらまた明日ですか。
心臓に悪いです。