M-1終わってから思うこと | 甲羅に似せて

甲羅に似せて

蟹は甲羅に似せて穴を掘るそうです。私も日々の想いを
蟹が穴を掘るように綴っていけたら・・・。

 ふと気づいたら、クリスマス終わってた~。これから怒涛の年末へ突入ですね。


 井上さんのファンになって、いろいろなサイトめぐりをすることになって、去年初めてM-1というものを知った私は、お笑い初心者です。

 M-1が始まった時からテレビで観ている、あるいは実際に観に行ってる人はなんてすごいんだろう、そんな人たちを前にしては何も言う資格はないなあと思いつつ、なんだか語りたくなるのが、M-1というものなのかもしれません。


 生で見ているときも、家族がそれぞれ、「トータルテンボスすごくいいじゃん。」とか、「ポイズンガール、準決勝で観たかったなあ。」とか、「敗者復活戦の麒麟も見たかった」「あの審査員の点が納得いかない。」など、妙にみんなして感想を言い合って観てました。


 そんなにキリキリと胃が痛む思いをしてまでするものかなあという気持ちと、そうやって追い込まれた時に生まれる不思議なパワーに魅了されて、混沌としたなにかを投げかけられるような感じのする企画ではあります。


 私は今回の西野さんの言動にちょっとはてなマークを心の中でつけていたので、キングコングに関しては、ちょっと屈折していました。どうも自信たっぷりなのが苦手なだけなんです。それが、西野さんの短所でもあり、長所でもあって、うんざりしながらも注目してしまう人ではあります。

 娘は「キンコンよかったよ~。優勝かも。」と言ってました。テンポがよくて、若い人向きですね。梶原さんがすごくトークも動きもよかったのが印象に残りました。


 トータルテンボス、去年は感じなかった面白さを、今年は感じました。家族みんなが面白いと言ってました。「ちっちゃいスキマスイッチ」とか「中華のお部屋」とか、ネタの断片を終わったあとも思い出しては笑っています。


 サンドウィッチマンは、エンタで何回か観た事があったけど、こんなに笑ったのは初めてでした。なんだか笑おうと思ってないのに笑わされちゃうみたいな、最初から最後まで笑いすぎて苦しかったです。

 30過ぎてアパートの2人暮らしという、ここをなんとか脱出しなくてはみたいなのが、こういうときのパワーの源になるんでしょうか。


 全然関係ないんですが、「路地裏でくすぶっていたあの頃に逆戻りだ。」と、風邪をひいた時のブログに井上さんが書いていたセリフをふと思い出しました。

 次長課長も、まだ売れずにくすぶっていた頃があってこその今があるんだなあって。でも、そのセリフの裏に、二度とそこには戻らないという決意もこもっている気がします。


 あの、サンドウィッチマンのこわもてじゃないほうの人、うらぶれた中になんともいえないペーソス溢れる表情が印象的ですね。

 

 普段、ふざけてるように見える芸人さんたちが、参加しないという選択肢もある中で、栄光を勝ち取ることもあれば、評価が下がることもある緊張感の中、シーンと静まり返る客席を想像してしり込みつつ、がんばっている姿って、きっと参加していない芸人さんたちにもすごい影響を与えているんじゃないかと思うことがあります。


 きょうの(もう昨日ですか)次長課長のマニアックものまねも、なんだかすごくテンション高くて新作ばかりで、すごく面白かったので感激してしまいました。

 私の勝手な思い込みかもしれないんですが、自分たちはこの場でがんばろうという、彼らの気持ちを受け取った気がしました。


 だから、優勝できなかったから自分がダメとか、そういうものじゃなくて、チャレンジして、出し切れたらそれはそれでいいんだと思うんです。

 ということを、優勝を逃した全ての参加者に捧げたいと思います。


 川島さん、元気でたかなあ・・・。