やりがいがある課題でも、金銭報酬によって自発的な「やる気」が低下してしまうことが、玉川大学脳科学研究所の松元健二准教授やドイツ・ミュンヘン大の村山航研究員らによる脳科学実験で裏付けられたそうです。
これは大学生男女28人を対象に行われた実験結果です。
「面白いことでもお金稼ぎが目的になると楽しめなくなり、自発的なやる気が低下することが、脳活動の変化として裏付けられた。玉川大の松元健二准教授やドイツ・ミュンヘン大の村山航研究員らが15日までに行った実験の成果で、米科学アカデミー紀要電子版に発表される。これまで心理学の行動実験では知られていたが、脳科学実験で確認されたのは初めて。教育上の参考になりそうだ。
松元准教授によると、勉強やボランティア活動をしている子供に、思い掛けない褒美をあげるのは励ましになる。しかし、最初から成績に応じた小遣いを約束すると、「やらされている」感覚が生じ、小遣いをもらえなくなったときに意欲が低下する恐れがあるという。」
参照 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101116-00000015-jij-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101116-00000127-san-soci
勉強をしない子供に、お小遣いという形で、勉強させようとする親御さんも少なくないのでは
と思います。
また親が子供の教育に熱心であればあるほど、
○○すれば、○○を買ってあげよう、とかお小遣いをあげよう、とか
子供の勉強意欲を高めるために、苦労されているのでは、と思います。
私も、数年前 小学4年生の男の子が「○○をすればお小遣いがもらえるんだ」とか話していたのを
思い出しました。
お小遣い効果、物効果は
勉強意欲をわかせる一時的な動機にはなりますが、
本来的に、自分で主体的にしなければ、
いつまでも効果があるものではないと思います。
本人のやりたいことを伸ばしていく、
本人のいいところをほめてあげる、
そうしながら
本人に少しでも自信がついてくれば、
自分からやりたいと思い、進んでやるようになると思います。
そこに至るまでに、子供を急がせすぎ、
親がそこまで忍耐できないのが
今の現状ではないかと思います。