「先生、今日一日何か楽しいことありましたか?」
「うーーん。特になかったかなあ。○○ちゃんは?」
彼女はその答えを待っていました、とばかりに今日あったうれしかったことを話し始めました。誰かに聞いてほしかったのです。それを話終えた後、
彼女は以前よりずっと集中して勉強していました。
母親が学校で何があったか、子供の話を聞いてあげれば一番いいのですが、
「こんなことお母さんには話せないから」という子もいます。
そう言う子はやさしい子が多く、親に余計な心配をさせたくないので言わないのです。または両親が仕事で疲れているのを見て、こんなことを言って親を困らせたくない、と思い、言い出せないのです。
ですから子供から言い出した時は、何かをしていたらその手を止めて、真剣に話を聞いてあげてください。
こちらから「今日学校どうだった?」と聞いても、「いつも通りだよ」という返事が返ってくることもあるでしょう。その時はあまり話したくない時だし、そっとしておくことです。
子供は小さい時はおしゃべりで、いろいろなことを正直に話してくれますが、大きくなるにつれてだんだん話さなくなり、親としてはそれを寂しく感じます。
常に子供が気軽に話せる家庭の雰囲気作りが、お母さんの腕のみせどころでしょう。