今まで何家族かお父さんが単身赴任で、母一人、子一人の家庭に出会ってきました。
お母さんが共通して言われるのは、「反抗期なのかもしれませんが、私の言う事を全く聞きません。」
教育熱心なお母さんに多いです。
客観的に見てもお母さんが「勉強しなさい」とかを言い過ぎのところがあり、子供がこれを毎日何度も言われては反抗的になるだろうなあ、と思いました。
お父さんがおられば、お母さんは意識がお父さんの方にもいき、子供ばかりに目がいかないのですが、1対1はやはりむずかしい。お互いに逃げ場がないし、二人の関係が悪くなると、仲をとってくれる第三者がいない。
もう一人兄弟姉妹がいれば、また別。
その場合、今度は、兄弟姉妹が団結して、たまに帰ってこられるお父さんに、「お父さん帰ってこなければいいのに」なんて影で言ったりする。
これはお父さんが嫌なわけではなくて、普段お父さんがいない生活に慣れてしまって、お父さんがたまに帰ってくると自分達の生活スケジュールが乱されてしまうため。
家族のために働くお父さんなのに、単身赴任は、父親に、母親にそして
家族にかなり犠牲を強いているように思う。
父親は、母親に子供の教育は任せっぱなしにならざるを得ないし、母親は
子供を勉強させようと、つい口うるさくなってしまう。
そういう状態が続くと母親は「子供は親の言う事を全く聞かない。」となってしまう。
子供は勉強しようと思っていた時に、母親から「勉強しなさい」と言われると、その気も失せてしまうもの。
そんな時はお互いに少し距離を置いて、母親は子供の様子を見ながら、子供の視線に立って話してみたらいいと思います。「勉強しなさい」というのは
逆効果になります。子供もわかっていることです。
教育熱心なお母さんであるからこそ、そう言いたいのはよくわかります。
しばらくは言いたいことを抑えて、子供の様子を見守ってあげてください。