「あーだるい」
私は雨降る外を眺めながら そう言った
「おい がり勉が勉強してないぞ」 「さぼりか」
「いつもしてないじゃん?格好だけじゃねーの?」
男子も女子も私も見ては笑う
どうもすみませんね こんな格好で
確かに格好だけですよ 私はそう言う男女のとを睨み
そうしてまた 雨降る外を見て ため息をついた
「あのー明堂殷さん」 「あっ?」 振り向いた先には
「!! ななな なんで飛鳥川!?」
「なんでって 同じクラスじゃないか」 「あーで なに?出来ればかかわりたくないんだけど」
私はかかわらないと 決めたはずなのに
「この前はありがとうございました!これ お礼です!」
そういい 小さい紙袋に入ったものを私に渡した
「なにこれ?」 そういい 紙袋を開けた
中には 「・・・ブレスレット」 「はい 似合うと思いまして」
そういい 子犬のような笑顔で笑う飛鳥川
そんな飛鳥川を見て 自分の心が揺れた
そう思うと なんだか 自分が馬鹿に見えた
「気に入りませんでしたか?」 そういいしゅんとする 飛鳥川を見て
「そんなことないよ」そういい 手にブレスレットを付け
「ありがとう すごく可愛い」 そういい ブレスレットに頬をあて
笑った
その時の飛鳥川の顔は リンゴの様に赤くなっていた
あー 言うっていつ?
どのタイミングで?
「おっはよー」
陽太の陽気なあいさつで 一気に疲れが出た
「はー」 「なに?」 「あんたマネージャーでしょ?スケジュールは?」
私はめんどくさそうに聞いた 陽太はスケジュール帳を鞄から出して
めくり始めた
そして
「今日は 雑誌の撮影が2部と 歌ステ☆の収録があるよ
だから 授業は2時間目まで」
「ふーん」
「なにかあった?」 陽太は私の顔をのぞいてきた
ドキッ
「な なんでもないし 馬鹿 おせっかい」
「はぁ?心配してんジャン!」 「心配なんていりません!ばーかばーか」
「なにー・・」
「またやってる」 「あはは 飽きないよな」
「何かあれば言えばいいばいいのに なんで隠すんだよ!
何があったかってことぐらい大体予想はつくけど
どうしてそう 嘘つくんだよ!」
「嘘? じゃあ 全部いうの? 言いたくないことも言わないといけないの?
そんな 陽太にばっかし言わないし
言いたくないし・・・・・ もういいよ 馬鹿」
言わない もう
確かに 嘘ついてるかもしれない
あの時も 助けてくれたのに
いつも なんだかんだいって 助けてくれる 傍にいてくれる
手の届く位置にいてくれる
本当は言いたい 相談したい
打ち明けたい でも言ってしまったら
負けた気がする 弱い気がする
こんな自分嫌い 本当は好きなのに・・・・
素直になれない
「もう やだ・・・殴れるわけがないじゃん・・・・」
殴れない どんなに憎くても だって結局私は 陽太のこと信用してて好きだから
「どうしよう 陽太・・・助けてよ」
がしっ 「!!!」 後ろから口をふさがれた
「ううっ。。。う~ん」 そのまま意識が薄れて言った私は そのまま倒れてしまった
「あーほら 俺に逆らうから・・・愛華ちゃん 信用とか
まじでくだらない つまらないな・・・ でも最終形はこうなるんだよ」
助けて
陽太・・・・・・・・・・・・・・・


