嬉しい桜の報告たち
国立前期の結果が出揃い、いよいよ春の気配が濃くなってきましたね
まずは、第一志望合格を勝ち取った皆さま、本当におめでとうございます!
娘の友人たちの中にも、1年間浪人という道を選び、昨年のリベンジを果たして見事第一志望合格を掴み取った子がたくさんいました🌸
よく「浪人して第一志望に受かるのは2割」なんて言われますが、私の周りでは「浪人したからこそ、現役の時以上に大きく伸びた」実例をたくさん見せてもらい、合格の報告が届くたび胸が熱くなる思いでした
本人たちの努力はもちろんですが、横で支え続けた親御さんたちも、本当にお疲れ様でした
自分の受験以上にハラハラし、胃の痛い日々だったこととお察しします
「E判定」からの逆転合格
今回、私が一番心震えたのは、中高時代は学校に向かうことができなかったあるお子さんの合格でした
去年の今頃はなかなか気持ちが乗らず、3月は思いっきりリフレッシュして過ごしていたそうです(笑)
ところが4月にスイッチが入ると、本人の言葉を借りれば「突然わかるようになった!」のだとか
現役時に学んだ点であった知識が熟成されて線となり、突然回路が繋がったのかもしれません
それでも、第一志望の模試の結果はずっと厳しい
E判定![]()
本人も「受かるなんて全く思わなかった」と言いながらも、最後はひたすら過去問をやり込んだそうです
結果は見事、念願の第一志望合格![]()
面白いことに、その大学より難易度的には入りやすいと言われていた併願校は、対策不足もあってか不合格だったそう
「何を優先し、何を捨てるか」という取捨選択の勝利だったのだと感じます
大人びた表情に成長していた姿を見て、この親子の歩んで来られたこれまでの長い出口のない迷路のような時間を思うと、まるで我が事のように感動してしまいました
「苦い経験」は社会に出る前の大切な予習
一方で、思うような結果にならなかった方もいらっしゃると思います
でも、この「願いが叶わなかった」というホロ苦い経験こそが、実は今後の人生で大きな武器になる、私はムスメの言葉を通してそう教えられました
ムスメが中学生の頃、こんなことを言っていました
「みんな、どうしてそんなに失敗を怖がるんだろう? 学生のうちにたくさん失敗しておかないで、いつするの?
社会人になってから立ち直り方を知らない方が、よっぽど怖くない?」
彼女はそう言って、中高時代には自ら率先して(?)たくさんの失敗を重ねてきました
「失敗から立ち上がるスキル」は、順風満帆な人生を送っている人には決して手に入らない、最高に貴重な経験値です
私も若い頃の失敗なんて本当に大したことではなかったって心底思います
そして失敗をしても許される事こそが、「若さの特権」であると
ムスメは言いました
「何かを失ったら、失った分だけ確実に新しい「何か」を手に入れている。
その『得たもの』を探せる人は、どんな失敗も糧に変えていける。
糧に変えてしまえば、それはもう失敗ではなく、得難い財産なんだ」
見方を変えれば、世界は変わる
共通テストでの大惨事後の二次試験まで残り一カ月しかなかった時
「学校に行かなくていいし、電車にも乗らなくていい。好きな時に食べて、好きな場所で勉強するだけだから、今が一番楽〜!」とムスメは笑っていました
強がりではなく、今の環境にある「良い面」に目を向け、淡々とやり抜く強さ
もし不合格だったとしても、彼女ならきっと
「制服を着なくていいし、自由度も上がるから浪人最高!」と言っていたでしょう(笑)
親である私の方が精神的に追い詰められていましたが、ムスメのその柔軟な「視点」に、私自身が何度も救われました
上を見ても下を見てもキリはなく、起きてしまった現実を変えることはできません
けれど、その現実をどう捉えるかという「自分の視点」だけは、自分次第でいくらでも自由に変えられます
大学受験が人生のゴールではありません
大学が自分の人生を保証してくれることもありません
結局、全てが長い人生の通過点でしかないのです
ただ、各々の花が咲く時期が違うだけ
合格という切符を手にした人も、想定外の道へ進むことになった人も、この春手に入れた経験が、数年後のあなたにとって「あの時、あっちの道を選んで本当に良かった」と思える輝かしい糧になることを、心から願っています