日々感じたこと・読んだ本 -66ページ目

■「好き」なモノを知る訓練■

前回までで、基本的な「好きの輪」を広げる手法について述べました。


次は「好きなもの出会うエクササイズ」について語りたいと思います。


私のメソッドは、これまで主に若手クリエイターの卵たちに施してきたものです。


クリエイターという「カスタマーの心の欲望」を知る能力が最も必要とされる


職種の人たち向けに構築したメソッドです。



このメソッドは、私自身が広告クリエイターとして毎週20~30の広告を作り、


その結果を知り、さらにブラッシュアップする


といった訓練を通して身につけてきたものですから、彼らも比較的すんなりと理解してもらえました。


そして、週に1回の講座を経て、巣立った卵たちのほぼ全員が、約1年後には、


各種の広告賞を総なめにしたんですね。


この結果が、まぎれもなく、私自身が、自分のメソッドに自信をもったきっかけです。


前回までに記したメソッドがいわば導入です。


ここからは、「自分を知る」→「他人を知る」→「自分と他人の違いを楽しむ」→「世界を知る」→


「世界とは存在しない」ということを知る というふうに話を進めていきたいと思います。


彼らに私がお伝えしていたポイントを今回から簡単にお伝えしようと思います。


■「好き」なモノを知る訓練


まずは、これを実行してみてください。


今、この瞬間を、あなたは好きですか?嫌いですか?


そう、


この瞬間です。


たった今です。


その理由を10個あげてもらいたいと思います。


ルールは1つ。


「●●●なので、好き」 または 「○○○なので、嫌い」


と(理由→好きか嫌いか)につなげることです。


さあ、スタートしてください。


あまり難しくなく、5感をひとつひとつさぐるイメージでしてみてください。


眼で見えるもの


鼻で嗅げるもの


耳に聞こえるもの


皮膚に触れるもの


そして


舌で味わっているもの


です。


それらが好きか嫌いか?です。


眼に見えるもの・・・1つとは決めつけないでください。


見える「もの」それ自体、見え方①(明るさ暗さ)見え方②(大きさ)、

など、左にあげただけでも判断軸が3つありますもんね。


それに、上記の5感だけではなく、別のアイテムである「精神」というものからも


引っ張り出せるはずです。この「精神」とは言ってみれば、


脳や心に対する刺激です。


ぜひ、やってみてください!


実はこのメソッド、第3回の「自分の「好き」を知る方法」でも使用していますが、


あらためて紹介しています。


意外に10個見つけられないものですよ。






■「好き」の輪を広げる~実例編~■

魅力発掘プロデューシング WEB上講座

第6回は「好き」の輪を広げる方法~実例編~です。


前回お伝えした、メソッドの実例として、私個人の「好きの「輪」」を当てはめてみます。


「好きなもの10個」と「その理由」



1:パスタ

【理由】茹でる作業が好き。ソースの作り方などを次々に覚えていくのが楽しい。奥が深い。村上春樹の小説の主人公のようにパスタを茹でるという作業をしている時間の流れが好き。なんとなく「孤独」感を感じる。それでいてできあがりを皿に盛る瞬間うれしくなる。上手にできるかどきどきする。イタリアのような気分になるし、イタリアにしばし想いを馳せることができる。妻子も喜ぶ。おいしい。トマトソースなどを一から作ることができると、自分に自信がつく。パスタのゆであがりのグニャっとした感じが好き。


2:メインクーン

【理由】うちの飼い猫の「みん」がメインクーンと日本猫の雑種でえもいえぬほど可愛らしい。姿が優雅でやさしげ。鳴き声が身体に似合わず小さくて、ときどき鳩のようなくぐもった声で鳴くのも可愛い。毛むくじゃらで、観ているだけで幸せな気分になる。暖かい。上品な生き物。エピソードがあるのがいい。


3:サッカー

【理由】ゴールを挙げる、その挙げ方に自由意思が盛り込まれている。野球と違って、監督の言うなりにならないイマジネーションとクリエイティビティが発揮できるスポーツだから。相手次第でコミュニケーションの取り方が違ってくるし、一回一回のパスはすべてがその選手とのコラボレーションの産物。同じようなプレーに見えても度とは起きないことばかり。サッカーには、その人のもつ文化や人生観、そして民族性、気質などがすべて詰まっているから。個にも詰まってるし、種によってもスタイルが違うので、それらを理解する上でサッカーのタイル知ることはとても面白い


4:サルサ

【理由】ラテンはいつでも一生懸命。結果的には「嘘」になるかもしれないけど、それを言っている瞬間は本人にとって事実(真実)だったりする。リズムが小気味いいし、スピード感あふれる爽やかなメロディ。曲に形式があり、一度その形式に惚れてしまうと、すべてが良いと思えるから、個別のミュージシャンに左右されて好き嫌いが変わることが少なく、一度であれば一生好きになってられる音楽ジャンル(それがビートルズとは違う。ビートルズは、解散したらもう新しい曲は生まれない。サルサはジャンルが消滅しない限りその「本質」を孕んだ曲が永遠に生ま続ける)


5:古戦場巡り

【理由】戦国時代の武将たちの世界知ることが楽しい。合戦はそのハイライトであり、そこに足を運び実際に見て感じることで、それら武将たちのことを一層良く理解できるように思う。合戦にはドラマがあり、また戦術や戦略、陣形なども、その戦場の自然環境に基づいて観察すると一層深く楽しめるから


6:旅

【理由】その土地ならではの風物に触れることで、その土地ならではの良さを知ることができる。そして新たな「魅力」をことこそが、日常を豊かにする経験だと最近とみに思うから。その土地ならではのオリジナリティカルチャー知ることで人生の楽しみ増す。


7:温泉

【理由】温泉は、「ゆったりした非日常感、浮遊感」の代名詞。気持ちいいし、温泉に浸っているという実感がもてることが最大のエクスタシー。特に露天風呂だったら、景色を見ることで風情も楽しめる。雪観露天や、紅葉露天、渓流露天や、お花見露天など。ああ、日本に生まれて良かった(笑)。


8:飲み会

【理由】友と打ち解ける場。または新たな出会いが得られる場。一緒に飲み、食べることで、その人について深く知ることができるし、飲んでいると話もはずむ。実際飲み会以外、コミュニケーションの取り方をあまりよく知らない(笑)。居酒屋からバーまで。つまみをオーダーするのも楽しい


9:インプット

【理由】読書や議論で思考が深まり、視野が広がる。それぞれ「新しい」考え方などを吸収できるし、自分世界が広がる感じが素晴らしい。それぞれを「知る」ことで、自分とを比較でき、その差異を楽しむ


10:アウトプット

【理由】すべてのアウトプットはオリジナリティ産物だと思う。オリジナリティこそが、その人が生きている証明だし、それは、「今まで世の中になかったもの」が生まれた瞬間。すべてが「誕生」という喜びごとに通じる気がする。また、アウトプットを続けることで、どんどん創作意欲が増し、自分の考えが確かになっていくのも魅力。


以上です。少し長くなってしまいましたね。


■頻出した言葉

知る、理解する、観察する、見る

新たな、新しい、世の中になかった、二度とは起きない、生まれる、産物

楽しみ、楽しい

自分

オリジナリティ

コミュニケーション

瞬間

世界

気分

形式、スタイル

カルチャー、文化

深く、深まり、一層


■分析

上記、頻出した言葉から想定される 次に好きになれるもの


たとえば・・・


「文化的なテーマのふれあい型イベント」


理由

が集まり楽しく一時的にも世界が形成される。ふれあい型だとコミュニケーションが生じるし、一回一回が瞬間的かつオリジナリティを感じる楽しみがある。そして文化的なテーマがあれば、そのテーマを観察し、知ることで、理解深まる


私の場合は

こんな風に、11番目の「好き」が発掘されました。



次回は、このメソッド分析について補足したいと思います。



■「好き」の輪を広げる■

魅力発掘プロデューシング WEB上講座

第5回は「好き」の輪を広げる方法です。


前回までに「好き」を掘り下げる技術をお伝えしたと思います。

今回は、いよいよ「好き」の輪を広げる。

つまり、世の中に自分が好きなものをもっと増やすというめくるめく方法についてお伝えします。


やり方はいたって簡単です。


自分が好きなものを10個あげてください。


いいですか?


できました?


次に、その10個の「好きなもの」にそれぞれ理由を書いてください。


ここの「書き方」にはちょっと注意が必要です。


なるべく、自分が好きな理由を文章で詳しく書いてください。

また、理由がひとつでない場合は、複数書いてください。


大丈夫ですか?


できました?


では、そうして作り上げた「10個の好きなものの「好きな」理由」を

眺めてください。


何か、特徴ありませんか?

同じ単語を複数使ってませんか?


そうして、同じような単語を使っていたら、それがポイント。


あなたが、ものを「好き」になるのは、その「複数回」表れている単語が本質なんです。


その単語をよーく覚えていてください。

人によっては1つじゃないかもしれません。

その「単語(名詞だったり形容詞だったり)」は、あなたの

人生においてこれからもっと

好きなものに出会える重要なキーワードです。


今度は、その単語から連想するものごとをあげていけばいいのです。


そして、その際に、いわゆる楽しみのジャンル(例:異性、スポーツ、料理などなど)を

クロスさせればいいのですね。


一度やってみてください。

次回は、私の例を参考にお伝えしますね。