■「好きか、嫌いか」を大切に■ | 日々感じたこと・読んだ本

■「好きか、嫌いか」を大切に■


魅力発掘プロデューシング WEB上講座

第2回目は、「自分を知る上での価値軸」についてです。



人は対象に対しての何らかの知覚刺激を得る際に
「快か不快か」を得ます。



そして、この感覚こそが「自分をもっと深く知りたい」人には
もっとも大切にしていただきたい軸であることを日頃私は主張しております。

「快か不快か」は「好きか嫌いか」に置き換えることができるでしょう。


今の世の中においてはともすると、この
「好きか嫌いか」よりも
「良いか悪いか」の判断軸が重要視されるんですね。
とくにビジネス社会などでは通念上この
「良いか悪いか」で多くのものが判断されているのが現状です。

ここでみなさんに考えていただきたいのは、それは
「良いか、悪いか」 は、自分の立ち位置(社会的なポジション)や、自分が構成員として参加している社会の性質によって、いとも簡単に変化するということです。
一方で、「好きか、嫌いか」は、自分が自分である以上、滅多なことでは変わらない価値観です。



おうおうとして、「好きか嫌いか」を表出することがタブー視されがちな世の中ですが、感覚を麻痺させてはもったいない。
「これは、好き」
「これは嫌い」
を、いちいち表明しなくてもよいのですが、少なくとも、心の奥には確かにもっていていただきたい。

そこから、自分の魅力を発掘するステップははじまります。
まずは「好き」からはじめましょう。
「自分の好き」をとことん探索しましょう。


次回は、「好き」を知る訓練」の極意について記します!