佐賀県鳥栖市の実話に基づいて作られた映画です。
音楽を愛し、ピアノを愛した若者二人が特攻隊となり
いざ突撃となったとき、最期に思ったこと。
それは「死ぬ前にピアノを弾きたい」ということでした。
純粋に音楽を愛する前途ある若者が自分の死を覚悟して
最期に弾いたベートーヴェンのピアノソナタ『月光』。
当時の特攻隊の無謀さ、残酷さ、そして無情さ。
更に特攻隊で生き残った者の、その後の辛い運命。
『月光』の音楽と共に胸にズンと重く響いてきます。
「僕も特攻隊になりたいです」という小学生に
「君たちがならなくていいように、僕たちが行ってくる」
という言葉に胸が締め付けられました。
お国のため。まるで死が栄誉であるかのようだった時代でも
特攻隊の人びとは命の重みを強く感じていたでしょう。
『平和』を願っていたからこそその命を捧げたのでしょう。
血で争うことのない平和な世界を、願って止みません。
若くして散った人々のためにも、平和であって欲しいですね。
この作品、ぜひDVD化されると良いのですが…。









