永遠の永遠の永遠
初めての大阪・国立国際美術館へ。
国立国際美術館に何だか名古屋ボストン美術館的な矛盾を感じる・・・・・
草間彌生展!ドットでた!
中之島という場所、水に囲まれた美術館に水玉おばけ。
無邪気な草間氏が落書きされたもよう・・・・・
1929年生まれの83歳とは思えない!
戦争も何もかも経験してるんだよな・・・・・なんつーポップなおばあちゃんなんだ。
こうやって見るとこの水玉たち、私にしか見えてないんじゃないかってくらい空間に馴染んでる。
これこれ。
この、「永遠の永遠の永遠」というタイトルがとても素敵なひびきだと思った。
生き続けたい、永遠に作品は生き続けるだろうという想いを感じた。
一見理解しがたい彼女の作品には、生と死をテーマに表現したものが多いことを知った。
あれは!!!!!
直島で出会った南瓜ではないか。
多分一番有名な作品。やぱ青い空と海が背景のほうが圧倒的にいいなぁ。
入ったところ。かなり大量の絵の展示があるのだけど、撮影していいのが二ヶ所しかなかった。
光るドットの中に注目。
この人、立体や絵画、パフォーマンスだけでなく詩も書いていて、ポップな作品郡からは読み取りにくい彼女の想いや意図が言葉でストレートに伝わってくるし、とても深いことが詩からうかがえる。
長く生きてるだけあるし、やっぱりもともとの感受性が強いんだと思う。
出た!全然変わらないなぁと思ったけど、ドキュメンタリー見てたら普段のノーメイク&ノーヅラの姿だと一見普通のおばあちゃんだった。今は精神病院で暮らしてるとも言ってた。
絵を描くことが彼女を生かしている感じだった。死ぬまで何千枚も描き続けたいとも言っていた。
そして自分を「何で私こんな天才なんだろう」とか、「ピカソやウォーホルも越えてやる」とも・・・・・
ドットの空間に入ると誰もがチャーミングで、いい人に見える。
今回撮影出来なかった空間の、映像があったので映像を撮ってきたのだけど、この部屋の中は本当に感動した。四方鏡と、床に水が張られ、光が宇宙のように永遠に続く・・・・・とても幻想的で夢の中のようだった。ずっといたかった。
泣きそう!なんだこの美しさ。
空間だけでなく絵画作品もすごくダイナミックでカラフルで力強くて生命力にあふれ、パワーもらった。
何がすごいって数!83歳にして、約一年半で100枚描いたってんだから、もう彼女にとったら歯磨くのと同じくらいに描くことが日常なんだろう。
そんな化け物・・・・・いや天才の彼女ですが、若いころはNYでハプニングの女王と呼ばれていたらしい。東洋の美女、という雰囲気。昔から眼力すごい。
裸にドットで街に繰り出すパフォーマンスをあちこちでしていた為、そう呼ばれていたらしい。
日本ではそういう前衛的なところが長年理解されないできて、最近になってようやく才能が認められたという感じみたい。逆輸入ってわけだ。
ジョンレノンとオノヨーコを思い出す。この時代わりと裸になってる人多かったのかな。
あまり理解できない私はやはり日本人だ。
この頃から既にドット・・・・・いや10歳のころからどうやらドットを描いていたらしい(ドットが見えるらしい)から、そのブレないところがすごいと思う。強い。そして本当に自分が好きというか、自分自身と向き合って理解してるからすごい。
ちなみに私が気に入った作品のタイトル、「失恋の痛み、そして自殺したい」だった。
私は生きてやる。
北京⑦~故宮編~
忘れていたわけではありませんがなかなかタイミングと今更感あってUPできていなかった北京旅行の故宮の記事です。まさかの年またいでの更新になってしまいました。
オーストラリアの記事も年内にUPしたいと思っていたのに全く触れられず・・・・・
とりあえず、これあの毛沢東の肖像画の門抜けて更なる門。
え~っ完全西洋人やん。こんなB級遊園地みたいなもの無いほうがいいんじゃ・・・・・
さらに門くぐるとまた門。ここから別料金ぽい。いよいよってやつだ。
それにしてもこれこれ、ここ「ラストエンペラー」で見た!!!!!
けどなんかやっぱ本物は観光客まみれで俗っぽいのが残念。
午門くぐると・・・・・いよいよ坂本龍一の「ラストエンペラー」が頭の中でぐるぐる・・・・・
ものすごく好きで一生聴いていられる音楽。(てか復習で久し振りに「ラストエンペラー」見たけど、坂本龍一ものすごく若くて時の流れを感じた)
振り返った午門。ラストエンペラー溥儀はここから出ることを許されなかった。
更に門を抜けます。
で、ここが「ラストエンペラー」の溥儀の名シーン(即位式)が撮影されたところ。
あの映像美、今見ても新鮮で完璧な美しさだった。
あの美しさはこの左右対称の均等美から成り立っているのでしょう。中国人に乾杯!
今は中には入れなくなっているけれど、ここに皇帝の玉座がある。
「ラストエンペラー」のあの印象深いラストシーンの静寂と神聖さは見当たらない。
もちろん、キリギリスも。
おそろいの赤い帽子をかぶった中国人ツアー客でなかなか中が見えない・・・・・
がらんどう・・・・・入りたい。キリギリス探したい。
いたるところに龍が・・・・・今年の干支でもあるし、かなり縁起いいシンボル。
振り返ると観光客いっぱい。観光客の大半である中国人からしたら、ものすごく思い入れの深い場所なんじゃないだろうか。私なんて映画みてなかったら特に何も感じなかったかもしれない。
これ、防火用の水槽らしい。何度も火事で消失しているも昔の人なりの対策らしい。
うっかり皇帝しか着てはいけない黄色の服を着ていってしまった。
てかまだまだこんなに広い・・・・・
故宮には9999.5部屋もあるらしい。天上の父である神の宮殿には10000部屋あると言われており、それを超えてはならないという配慮から0.5部屋少ないらしい。
それにしても、生まれてから毎日違う部屋に泊まっても27歳まで違う部屋に泊まり続けられるという計算になる。ありえない、これを続けるとしたら、人生に3回ほどしか同じ部屋には泊まれないということになる。
故宮でかくれんぼしたら見つけるのに一週間くらいかかりそうだな・・・・・
くつろぐ人々がやたら絵になる。
ヤンキー。
通路に門があり、更なる通路が延びていた。ここから、皇帝の妃たちが住む中国版「大奥」の世界らしい。皇帝は何人でも結婚できたらしい。宦官は皆去勢されていたというからオスマントルコのハーレムと同じ仕組みだ。興味深い・・・・・
向こうのほうに故宮を見下ろせる景山公園が見える。今回のツアーでは残念ながら行くことはできなかった。
景山公園から見た故宮。(ネットより拝借)
見えてる範囲全部故宮だからすごい。
どや顔の漢民族ポージング。
中国は9割以上を漢民族が占めているけど、歴代皇帝は漢民族以外の少数民族だったらしい。
くねくねの木だぞう。
なんという達成感!開放感!広いけど、ここに閉じ込められるのは息が詰まりそう・・・・・
振り返ったところ。入口と出口が違うから、おばあちゃん入口で待ってるわけにもいかずで必死でした。
かなりしんどそうだった。故宮に何の思い入れもなかったら辛いだけなのかもしれない。
結婚式でしょうかモデルでしょうか(美人だから多分後者かな)。
やぱ中国人にとっては憧れの地なのでしょう。日本でいう京都御所みたいなもんかな。
故宮からちょっと移動すると普通に近代的なんだけど、とても変わったかたちのビルがあった。
テレビ局とか言ってたかなぁ・・・・・あんま覚えてないけど。
北京最後の食事。おいしかったと思う。あもう覚えてない。
本当グルメじゃないんだ。味覚より視覚的満足のが重要というか・・・・・
最後の最後にガイドさんが隠し撮りした写真を車内販売してたのだけど・・・・・
一枚800円もしてたのにおばあちゃん全部買ってた。全部微妙に視線ずれてるし自分らでもデジカメで同じショット撮ってるのに・・・・・
でも帰国して知り合いに「冥土の土産になった」って言ってたらしく、もっと孝行してあげなきゃなぁと思った。
ラテックスで買った枕ももったいなくて結局使ってないらしい・・・・・
またどっか一緒に行けるといいな。
北京旅行記、これにて完結!

















































