源氏物語
市川海老蔵『源氏物語 第二章~朧月夜より須磨・明石まで~』
このポスターの美しさに魅了され、チケットを購入した。
美輪明宏以来の美しい男性ではなかろうか・・・・・
源氏物語自体は大和和紀の「あさきゆめみし」で読んだりドラマで見たくらいかな・・・・・
歌舞伎×オペラ×能という和洋折衷のコラボ。
内容はあってないようなもので、光源氏の心情を舞いと歌で表現する、という芸術性の高いもの。
観客も半分くらいは西洋人だった。日本文化の美しさをPRするような作品。
歌舞伎のような派手なアクションや場面転換がないので眠くなる人も多いと思うけど、やはり海老蔵は美しかった・・・・・

ポストカード買いそうになったわ~人間離れした美しさ。
舞台見たら恐れ多くて梨園の妻にはなれないと思う。
いい目の保養になった。
また中村獅童が歌舞伎と初音ミクのコラボとかもするらしいから、要チェックだ。
ついでに・・・・・久々の京都駅。
京都、四条の道路も舗装されて歩道が広く、車道が狭く、ますます観光客向けの町になっていた。いいことなんだろうけど、あまり変わらないでほしいと密かに願ってしまう。
祖父の日記
祖父シリーズ、続きます・・・・・(誰が興味あんねん)
祖父が小学生の頃に書いていたと思われる日記が書斎の奥の奥から見つかった。
日記自体は昭和の小学生の日常を綴ったごく平凡な他愛もない内容なのだけど、何がすごいって、このグリコ日記、戦争が始まった昭和14年に発行されているのだ。
これ見本のページ。ちょいちょい戦時中をにおわせる内容。
現代の小学生の日記とは大違いだろう。
祖父は飽き症なのか日記は数1ヶ月分しか書かれていなかったが、全てのページに知恵袋のようなコーナーがあるので読んでいてとても面白い。
「犬ころし」・・・・・映画で見たことある。
爆弾の積み方。知る必要あるだろうか。
当時の戦争に対する教育がいかに肯定的だったことが想像できる。

「もし毒ガスを吸った時には量が少なければコーヒーを飲めば中毒を防ぐことが出来る」らしい・・・・・冷静に試す気になれない。
当時の小学生が今の小学生と明らかに違う教育を受けていたのは間違いない。

さて、そんな祖父の若かりし教師時代の写真も出てきた。
なかなかのイケメン。
祖父も祖母も最初は教師で、毎日駅ですれ違っていたことから恋に落ちたらしい。そして姑にいじめられて駆け落ち・・・・・当時こんなドラマチックな恋愛があったとは。

「吾輩」
現代だったらかなりイタイけど祖父らしくてやっぱり誇らしく思ってしまう。

祖母のアルバムも出てきた。4姉妹だったらしいけど、一人の妹しか知らない。(あまり仲良くなかったみたい)若かりし頃の祖母が私の姉にそっくりでびっくりした。昔両親どちらにも似てない姉を不思議に思ったものだけど・・・・・(当時は橋の下で拾ってきたとかよく言われてた)遺伝子とはすごい。
ついでに母の結婚式の写真も出てきて、感動。
祖父母とは違って箱入りの一人娘である母はお見合い結婚だったのだが・・・・・
夢二の美人画のように綺麗だ。幸せだっただろうか・・・・
未来を繋げていくために昔を顧みる・・・・・必要なことだと思った。
忘れない、そして、自分も子孫のために何か残したいと思った。
何ができるだろう・・・・・
ところで、約二年怠っていたブログをちょこちょこ遡って書いております。(誰が興味あんねん)
祖父母の家
もう少しで取り壊されてしまう祖父母の家を忘れないように記しておこう。
ワクワクがいっぱいで玉手箱のような場所だった。
中でもお気に入りがこの門。日本でこんな素敵な門を滅多に見ることがない。
処分してしまうのが悲しすぎる・・・・・
玄関になぜか大福帳。商家でもないのに。
仏間。よくここでみかん食べながらテレビ見てたな・・・・・
床の間に祖父のコレクションの模造刀がある。
最も好きだった部屋。なんだろう・・・・・冒険に出たくなる。
今思えば、ここに自分のルーツがあるんだと思う。
「耳をすませば」の地球屋みたい。夢がつまってる。
ピアノの先生だった母が使っていたピアノは物置になっているが、これもお気に入り。もう見ることはできない。ソフビ人形とか、処分される前に避難しておけばよかった。

なんといっても一番の自慢は庭だった。常夜灯もあればししおどしや井戸もあるのだ。裸一貫から何もなかった庭をここまで造り上げるまでに財力を築いた祖父母をただただ尊敬。自分にはこんな庭のある家に住めない。彼らの血が自分にも流れていることを誇りに思う。いつか才能爆発しないかな・・・

時代が回るというのは避けられないけれど、変わらないものを愛でるという感覚を誰もが持ち合わせていたら・・・・・いいものが残る世の中であってほしい。
私はこの自分のルーツであるこの大切な場所を忘れないでおこう。












