肌に冷たく触れる風
かすかな春の匂いを纏いながら
ぬくもることを知らない温度
空に浮いてる薄い月
脆い刃で夜を削ぐように滑り
それでも
わたしの上に星は降らない
群れる雲間に覗く街
天地が消えるのは大地か天上か
気付けば放り出されていた
指先も爪先も無い世界
明るい世界
闇はわたしだった
冬もわたし
厳しさもすべて
きみに包まれて溶けてゆこう
春の訪れに消えてゆこう
満開の花を見ることなく
わたしは春に交わってゆく
・天涯繚乱 Act,74 掲載
・挿絵 1枚 追加
今回、更新が遅れました 。ごめんなさい。
三月前半は仕事に揉まれ、
仕事がひと段落した反動で空き時間には人と会い、
人と合っては妄想魂に油を注がれ火がついて、
自業自得ですが充実した忙しい毎日です。
中でも。
『天涯繚乱』原版を書いていた頃、友達とやっていた交換絵手紙の私の分が手元にやってきて…恥ずかしいやら懐かしいやら、読み返して創作意欲が再燃しました。
(あと、テンションの高いギャグマンガにも触発されました)
いくつか気になるらくがきもあったので、いずれ*創造描画*にある『古い物置』にでもアップできたらと思います。
他にも、イラスト再製してみたいものがいくつかありまして…嬉しい忙しさがやってきそうです。
結論:妄想も創作もさゅの命の源です
