・TOP更新
・天涯繚乱 Act.205 掲載
・イラスト 3点追加<TOP,挿絵,らくがき>
またしても月刊天涯繚乱です。
サイトのイラスト解説部分にもチラリと書きましたが、サイトTOPでボツにボツを重ねた末にようやく更新完了~!
しかも先日、インクの大暴走記事をアップしてから早…5日?
あの後も線が思うように描けず、「怠けるってこういうことか…」と痛感していた次第です。
そして今回のTOPは見ればすぐに分かる、珍しいことに家族の肖像です!
家族というのは本来ならば珍しいものでも驚くことでもなく、誰もが生まれて最初に居る場所であり、本来あるべき姿ですが、こうしてちゃんと描くのは初めてな気がしました。
今まで避けていた訳ではないけれど、全員が揃っているシチュエーションのほとんど無い家族だし、気持の上でしっくりこなかったので絵に出来なかったのでしょう。
なんとなく気が向いたので、今回のTOPに端を発する思いのままを連ねまーす。(本編を知らず、興味ない方にはオススメできませーん)
作中の叉游邏は父様の面影も思い出せない程幼い時に生き別れていますし、母様も思春期(?)に亡くしていて、そういう意味では不幸な生い立ちだったり人生だと思います。
でも、父様は妻と娘を必ず幸せにするという信念を持って離れていったし、記憶の限り母様との暮らしは愛に溢れたものだったし(オマケの居候もやってきますし)、後に孤独で殺伐とした生活を強いられたけれど、幸せがどんなものか知っているから愛されて育つこともちゃんと理解している子なんだと思っています。(かなり都合良いですが)
番外編にもチラリと書いたことがありますが、礼我と別れた当時の記憶が無いこともあって、父様が一人で自分の世界に帰ったことをずっと快く思っていなかったのは間違いないです。
最初は、側に居なくても「大切な人」と話す母様の姿に「こんなに父様のことを好きな母様を放っておくなんてひどい」という純粋な感情から。
母様が亡くなってからは「父様が居てくれたら私はひとりぼっちじゃないのに」と、どこか恨み節。
そして自立してからは、父様から継いだ特異な力のせいで自分は何ものにも馴染めないという逆恨み。
ずっと母様から継いだ力に頼って、それしか扱えなかったのも、教わらなかっただけではなく、無意識に礼我を拒絶する感情があったからなんでしょうね。(でしょうねって、それでいいのか作者?!)
自分にとって嫌な、都合の悪いことの原因を全て、幼い時に置き去りにしていった父様に押し付けることで心のバランスを取ろうとしていたと。
叉游邏自身は自分の感情をここまで分析していないでしょうが、それを打破するきっかけになったのが礼我との再会…というか邂逅?です。
それまで考えてもみなかった父様の境遇と人生、そして果たせなかった遺志を告げられて、拒絶する感情が消えてしまった。
それどころか、父様の遺志を継ぐことが母様の願いにも通じると理解してしまって、全てを受け容れなければ前に進めない。
そうして道を選んだ先に生前の父様を知る人が居て、その人たちの口で語られる父様の姿に憧れや尊敬の気持ちを抱いて、ようやく礼我の娘であることの誇りを持てたんだろうと思います。
だから、今回のサイトTOPは叉游邏が礼我の娘であることに誇りを持ち、全てを委ねられる家族だと受け容れられたからこそ、私も描くことができなんじゃないかな~?と思いました。
母様との会話やイラストは今までもパラレル含めて数々書いてきましたが、これも叉游邏と相手の心の距離がそのまま作品に出た結果でしょう。
これからは、礼我ももう少し前に出てきてくれると楽しいですね。
まぁ、あまり予定も無いのですが…。
と言いつつ、今回は挿絵にもチラリと御姿を留めさせていただきました。
話題が話題なだけに、外せなかったというか。
さて、珍しく長くなったので、ここらへんでおしまいっ!