大人の全力の遊び=傑作 | ・・ 夢と現の朧なる ・・

ちょっと前に遡りますが、現在開催中の特撮博物館に行って参りました。


開催場所は、東京都現代美術館。

(公式サイトはコチラ



そこに、今だったら新劇場版ヱヴァンゲリヲンの監督と言えば分かりやすいでしょうか、庵野監督が館長を務める特撮博物館なる企画が開催されています。


内容は、日本の特撮作品とそのフィギュア、ミニチュア、特撮技術や撮影法等、あらゆる方面から特撮についてを来館者に楽しませてくれるものでした。



最初に展開されているのが、日本の特撮作品に触れられるコーナー。


当時の劇場公開時の看板から、劇中で使われたフィギュアのオリジナルやオリジナルを復元したもの、デザイン画が多数展示。


ひとつひとつに作品の解説や、展示品の説明がされていて、丁寧に見ているとものすごいボリューム。


1954年に公開されたゴジラを皮切りに、時代の変遷と共に進化していった特撮作品の結晶が目の前にある!!って感じでした。



私は考えもしなかったけれど、ゴジラも世の中の変化と共に、身長が変わったそうですよ。


当初は50メートルだった身長が、1970年代の作品で80メートルになったとあって、「あぁ!高層ビル…!?」と思わされました。


最新作では100メートルあるんだっけ?



その他、撮影時に使われた新聞の複写と思しきものも展示されていて、これがなかなか面白い。


見出しだけは『怪獣現る!』なのに内容が全く違う文章だったり、欄外の広告が「スタッフ遊んでるでしょ?!」と思われるものだったり。


私は当時の作品を全然観てはいませんでしたが、展示品を見ていると、それらが動いたり圧巻の映像になったりという妄想を止められず、終始興奮していました。



地底用の装甲車とかね!!


車体前部に付いたドリルがフルパワー回転して、地上にドワァッッ!!と出てくるシーンが自然と脳内に浮かぶ訳ですよ。


盛り上がる土と巻き上げられる煙と飛び出すいかつい車体。


かっこいい!!!!



展示品の中には、相当な大きの戦艦もあったので、前から横から後ろから、上からも覗けば腹側も覗き込むという、見放題っぷりでした。


近くにはデザイン画も展示されていて、それと見比べると尚更マニアック感増幅でトキメキます。




そして続く展示会場は、ウルトラマンの世界!


ごめんなさい、私、ウルトラマンもちゃんと見た事ありません。


ウルトラマンの生みの親の方の油絵とか、歴代作品のマスクとか、こちらも当然ながらマニアック。


そんな中、友達と盛り上がったのは「ウルトラマン、胸筋ぱねぇ!!」でした・苦笑


とても素敵な体付きなのですが、中でもあの胸筋は某国の超人にも勝る盛り上がりっぷりで、改めて強そうだな、と。



それらの展示の後にも1970年代の数々の作品の展示があり、今は無くなってしまった渋谷駅前の東急文化会館のセットなんかもあって、個人的にはテンション上がりました。


それらの街中のミニチュアを通り過ぎると…。


今回の展示で目玉にもなっている、『風の谷のナウシカ』に出てくる巨神兵が東京に現れるという内容の短編映画のコーナー。


3DCG無しの完全な特撮のみで撮影したという映像は、画面から伝わるリアリティがとてつもない。


『これ、3DCGじゃないの?!』と思うような、どうやって撮影したのかと驚かされっぱなしの約9分。


何度も見たいけれど、人が多い日だったので途中から入って後半部分と、頭から1回きちんと見ただけで我慢してきました。


こんなクオリティの作品を見せられたら、特撮の凄さを感じずにはいられないと思います。




で、ここが目玉だから展示もそろそろ終わりかな~?なんて思っていた、ら。



その後に続く展示も濃度が高くて、今振り返ると短編映画のコーナーが折り返し地点だったんだ!ということに気付かされる訳です。



ここから何が始まるのか…?



と言えば。


上記短編映画を制作するに至った背景と、その企画段階の資料、そしてメイキング映像やらが山盛りに!!


ちょっと、メイクングとかムネアツじゃないですか!


たった今、目の前で繰り広げられた圧巻の作品がどうやって生まれたのか、そこにあるものは余さず見て帰りたいじゃないですか!!


なんてマニアック魂を理解した、親切な展示企画なんだろうと、惚れました。


何にっていうか、もう、特撮博物館のすべてに惚れた!!




思い出しただけで今、胸が高鳴っているんですが、ここから先を書く時間がありませんー。


気が向いたらまた、続きを書きまーす。



うん…でも、これ以上は蛇足になるかな。




この博物館を人に押し付けする気は無いし、特撮を好きになって!とも言わないけれど、大人が全力で遊ぶ姿が嫌いじゃない人は、行ってみて損は無いと思います!


あ、行くときは時間に余裕をね!!


某宣伝で「ゆっくりしっかり見たいなら2時間は…」という案内を見たけれど、私はたっぷり4時間+αかけて舐めまわしてきましたから!!


好きな人はそれくらい余裕を持った方がね!良いよ!!世間の学生さんは夏休みだし!!!!




特撮博物館 公式サイはコチラ