イベントというのはおかしいかもしれませんが。
大阪でライブ、京都で観光と楽しんできた翌日(12月6日)は、縁あって平成中村座の歌舞伎を見て参りました!
歌舞伎なんて、中学生だか高校生のとき、学校の行事で一幕観賞に行ったきり。
成人してから初の歌舞伎に、出掛ける前からウキウキソワソワ。
私は夜の部を観に行ったのですが、事前に演目を見てみたら、芦屋道満大内鑑から、葛の葉…!
(の他に「積恋雪関扉」、「秀山十種の内 松浦の太鼓」二本の、三本立て!)
日頃から妖狐だなんだと騒いでいますが、これも何かの縁だろうと思いました。
行ってみると、席は二階の右2列目。
等級(?)で言うと、松竹梅の梅に当たるお席ですが、右側だったので花道は良く見えるし舞台も上手は見切れてしまう部分もありましたが、不満無く鑑賞できる程度。
初めてなのでどこでだって楽しめたでしょうが、舞台に程よく近くて良い場所だと思いました。
開演までは筋書きを買って、内容を読んでから鑑賞。
内容を見て感じたのは、伝統の技術を活かしながら、現代風に演出している面もあるんだろうな~ということ。
葛の葉では、狐が化けた女房葛の葉と、本物の葛の葉姫の二役をこなすための早着替えや、こどもをあやしながら左手や口で筆を執る曲書きといった「お約束」の見どころもさることながら、終盤で狐の本性を現して繰り出される舞台に魅せられました。
照明とか演出とか、何もかもが「日本だ~!!」の一言に尽きます。
そして歌舞伎役者の立ち居振る舞いの美しさと強さ。
思わず、葛の葉を見終わった直後は感動のあまり涙が出ました。
積恋雪関扉では、お話の起承転結よりも舞踊が印象に残った一幕。
ゴメンナサイ、筋書きを読んでいながら途中はちょっと話が掴めないところもありましたが、小野小町姫や小町桜の精の美しさに見とれてしまいました。
あと、ここまで見て、歌舞伎の殺陣(と言うのかどうか分からないけれど)には歌舞伎としての型があることを初めて知りました。
私が観たのは何れも女形と男のシーンだったので、元から力のぶつかり合いという殺陣ではありませんが、攻める、躱す、切り返すといった流れが面白いなと。
日本人なのに、知らないことだらけです。
そして最後の松浦の太鼓。
ここでは、中村勘三郎がコミカルな役で登場。
赤穂浪士のお話を違う角度から描いた物語、ということでどんなお話かと思いましたが、見てみて納得。
そして、お話の最後に舞台セットが派手に仕掛けを披露するとともに幕引き。
「うわぁ~!!」
と驚いたのも束の間、あっさりとそこで幕になるところは、憎いです。粋です。シビレます!!
歌舞伎なんて右も左も分かりませんが、日本人に生まれてきて、こうして触れてみると改めて「日本人で良かった!」と感じることができました。
決してね、安価なものではないので簡単に「また行く!」とは言えませんが、これっきりにはせず、もっといろいろな演目を楽しみたいと思いました。
とにもかくにも、平成中村座の大歌舞伎、見やすくて楽しいです!!
