昨晩はル テアトル銀座にて、松本幸四郎主演・演出の『アマデウス』を観賞して参りました。
<アマデウス ヴィジュアルポスター>
アマデウスそのものは映画作品をテレビで何度も見たことがあったけれど、若き日のモーツアルトの奔放過ぎる姿に、子供ながらに(子供だったが故か?)衝撃を覚えたことばかりが印象に残っていました。
あとはただひたすら、サリエリが不気味だということ。
そんな当時と比べて、物事に分別がつくようになり、それなりの社会経験もしてきた今になって味わう『アマデウス』は、とても興味深いものでした。
既にこの舞台は、松本幸四郎の初の舞台主演から400回を超える公演がなされてきたということです。
そして今回、演出も松本幸四郎の手によって行われているということで、日本人に解釈されやすいようにアレンジされています。
ポスターのヴィジュアルだと、なんだか楚々として綺麗にまとまっている作品という印象を受けますが、舞台はそれに反してとても生々しく、人間のあらゆる感情が観客の目の前に晒されるものでした。
映画では全編を通して音楽に溢れた作品だったと記憶していますが、この舞台は音楽の登場頻度は少なく、登場人物の描写にとても力の注がれている作品だと思います。
私の中では今まで、おぼろげで抽象的でしかなかったサリエリの「憎悪」という感情が、より具体化したような…。
今回は前から5列目のほぼ中央の席という、とても良い場所で観賞させていただきました。
演者の表情や細かい仕草が見えるだけでなく、熱や感情まで目に見えるのではないかと思うほどの距離。
とてもではありませんが、目の前に迫るあらゆる展開に圧倒され、舞台全体をゆったりと見渡す余裕の無いシーンが多くありました。
もっと後ろの席で、舞台全体を眺められる距離から見たら、また今とは違った発見が出来るのだろうと思います。
そういう意味で、また機会があれば楽しみたいと思える舞台でした。
演劇に関して語れるほどの高尚な見識を持ち合わせていないので、感想はここまでとして。
舞台の熱に飲まれたまま外に出ると、通りは寒い夜風の吹く静かな街並み。
京橋~銀座の夜は早いです。
まだ22時前でありながら、車の通りも人の通りも少ない中央通りを銀座に向かって歩いて、空腹を満たせる場所を探しているうちに通りかかったのは、ミキモトのクリスマスツリーの目の前。
<ミキモト ジャンボクリスマスツリー2011>
東京もようやく、夜は10℃を下回る寒さになり始めた今日この頃。
時折通り掛かる人たちは、寒さでわずかに肩をすくめながらもツリーの前で足を止めて、それを見上げていました。
私もつられて、通りの反対側の歩道で立ち止まって一枚撮影。
冷たい夜風の中で見るクリスマスツリーの灯りは、ふんわりとあたたかくて心にしみわたるようでした。
結局、銀座で心は満たされたものの、お腹を満たしてくれるお店は見つからず、そのままその足で有楽町まで。
やっぱり、お腹を満たせる程よいお店は見つからず。
だけどね。
だけど、今が旬の人たちの大きなポスター(?)を見つけられたので満足しました!!
<TOYOTA 20年後のドラえもん>
残念ながら、まだテレビで実際のCMは見ていないんです。
だけど私としてはすごいツボ!
みなさん、役にぴったりと合っていると思います。
こんな大きな広告、貼り出されていたら見上げるに決まってるじゃないですか。
そして撮影するに決まっているじゃないですか。
夜の京橋から始まり、銀座、有楽町と、セレブリティな街からビジネス街まで縦断して、楽しい夜のお散歩になったのでした。


