願い事 | ・・ 夢と現の朧なる ・・
壊れて

足元にちらばった



冷たい破片



目を落としたまま

動けない



拾い集めようとして

指先に血が滲んだ



助けを求めようとして

つま先に血が滲んだ



片付けることも

身動きすることも



幼い自分には難しくて

傷だらけの自分には難しくて



大きな手に掬い上げられるまで



泣きじゃくるしかできなくて







そんな自分がキライだった







力が欲しい

強さが欲しい



欲しがっているうちは敗北者だ

分かっている



分かっている



だから



自分に出来ることから始めるんだ

指先もつま先も



血で汚したりしないように



気をつけて



せめて泣かずに済むように







せめて







泣かずに前を向けるように











だから







ぼくを







たすけて