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決算発表予定日や業績の進捗などがわかるサイトです。


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東京証券取引所のサイトで、企業の情報開示がリアルタイムでわかります。


http://www.tse.or.jp/listing/disclosure/index.html



米国ヤフーのファイナンスのサイトで、米国株の状況がわかります。


http://finance.yahoo.com/



日本証券アナリスト協会のHPで、ときどき個人向けの会社説明会などを開催するので、チェックするといいだろう。


http://www.saa.or.jp/



私の知り合いのエコノミストがやっている「スケアクロウ投資経済研究所」というブログです。日本や世界の株価の動きをマクロやセミマクロの動きから解説しています。今、何が株式市場を動かしているかがわかります。日経新聞の株式市況欄を見るよりずっとためになります。


http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/blog/


企業の財務内容やその変遷がグラフでわかる。

企業価値検索サービスullet


http://www.ullet.com/


前回は決算短信の見方として、営業利益の2期分の実績と1期分の予想および1株当たり純資産について触れた。



企業の利益には営業利益のほかに、経常利益や純利益がある。ここではまず、それらの位置づけを考えてみよう。


前回話したように営業利益はその企業の主要事業の利益を表している。そして、事業とは直接関係ない比較的恒常的な費用、収益が営業外費用、収益として計上されている。


ロック・フィールドの決算短信 の12ページに損益計算書があって、損益のより細かな内訳が記載されている。


ここで、営業外収益を見ると、受取利息、受取配当金、保険配当金、受取保険金、その他が合計で44百万円あり、前年度と比較して7百万円増えている。


一方、営業外費用には支払利息、為替差損、その他合計で21百万円あり、前年度比百万円の増加となっている。


その結果営業外の収支は23百万円のプラスで、前年度比6百万円の増加となっている。


営業利益にこの営業外収支を差し引きしたものが経常利益である。


過去の株価を分析すると、日本では利益の中でも株価に与える影響は経常利益が大きなものとなっている。その意味では、営業利益より経常利益が重要である。


それではなぜ、前回、私は営業利益が重要だと表現したのか?


それは、まずこの会社で考えると、営業外収支の金額が小さく、経常利益に与える影響は営業利益のほうが圧倒的に大きいため、営業利益を分析すれば経常利益の見当がつくことがある。


ただし、この会社の場合は、逆に営業外収支が小さく、あまり変動しないため、営業外収支の予測を適当に行っても、経常利益にはあまり影響を与えないので、経常利益を予想してもいいとも言える。


かつて、日本の金利が高い時代には、借入金の多い会社や運用資金の多い会社は、金利の上昇、下落で営業外収支が大きく変動した。そのような時期にはもちろん、金利を予測して、営業外収支を予測することが必要であった。


また、将来金利が大きく変動するようになれば、当然そのような作業は必要となる。そのため、利益に対して借入金の多い電力株は今でも金利低下局面で株価が上昇することもある。


しかし、もうこの20年間、日本では低金利が定着しており、現時点で考えるには、金利変動を無視しても多くの企業では影響がないという意味である。



一方、経常利益から特別損益が差し引きされて純利益が求められる。純利益も配当の原資という意味合いから重要な利益項目である。


ただし、この特別損益は通常は一時的な費用や利益であり、期によって大きく増えたり、減ったりする性格のものである。


同社の場合も特別利益が前年度比9百万円減少して百万円、特別損失が前年度比225百万円増えて351百万円となっている。


営業外収支と比較するとかなり大きな金額である。特別損益の中身は、固定資産除却損、店舗閉鎖損失、減損損失、関係会社株式売却損、出資金評価損となっている。


もちろん、これらの費用も事業に関連した費用ではある。しかし、株価を考えるために将来の特別損益を予想しようとしても、期によってその期の事情は、企業の戦略で大きく変動してしまい、外部から予測することはかなり難しいものがある。


つまり、経常利益や純利益も重要な利益項目ではあるが、ここで述べたような理由で、営業利益について考えることが最も大切ということになる。





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― 決算短信の見方はここから ―


IRライブラリーにある決算短信のうち、平成22年4月期分をクリックします。



(なお、決算短信の入手法の一つは、「企業名 IR」で検索し、IRライブラリーを探せば、手に入ります。例はロック・フィールド(2910)の平成22年4月期分です。下の決算短信は、1記事戻ったこのページから実際にダウンロードできます。http://ameblo.jp/cherry2910/entry-10721086851.html


すると、下のようなPDFを見ることができます。これは決算短信と言って、この場合平成21年5月1日から平成22年4月30日までの1期間(1年間)の業績を速報的に示したものです。


速報ではありますが、速報だからと言ってあとから修正されるようなものでもありません。株式投資を始めたばかりで、企業を見始めたところであれば、まずはこれで十分だろう。



ゼロから始める株式投資-決算短信

(上の画像はクリックすると拡大できます。)



決算短信の一番上には、終わった期の業績が出ている。業績を表す項目は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益となっている。


企業活動はまず何らかの売上があって、そこからさまざまな経費が引かれて利益が生まれるものである。



利益の中で分析対象として最も大切なのが、まず初めに出てくる営業利益である。営業利益というものはその企業の主要な事業がどのような状況にあるか示すもので、原理、原則的には株価に対する影響が最も大きいと考えられる。


上の短信の営業利益推移をみると、2009年4月期(短信では平成が使われているが、一般的に企業業績について話をするときには西暦を使うことが多いので、以下西暦で表現する。)は25.9%も減ったが、2010年4月期には7.3%増えている。


ここで思い出してもらいたいのは、2008年はリーマンショックがあって、日本も含めて世界的に景気が悪化したということである。そのため、この会社の業績も悪くなったのではないかと推測が働くことが重要ということです。本当にそうかどうかは、もう少し調べてから結論を出すのですが、一応そういったことを考える癖をつけることが株式投資には大切です。


そして、次の期には少しだけ業績が回復しています。ここで見てもらいたいのは、両方の期の売上です。2009年4月期の売上は0.2%増えています。しかし、営業利益が回復した2010年4月期の売上高は3.1%減っているということです。


これはどういうことかというと、2009年4月期に急に業績が厳しくなったので、経費を減らすような施策を行った可能性が考えられます。



さて、ここまで考えたら、次は決算短信の一番下にある2011年4月期予想を見ます。すると、前期に対して売上高は3.2%増える予想で、営業利益は15.6%増える予想となっています。会社側では前期に回復した業績がさらに回復するとみていることがわかります。



ただし、これはあくまで会社側の予想であって、こうなるかどうかはわかりません。つまり、決算短信は世の中に公表されていますから、株価はこの数字を織り込んで今の価格だということです。


株価変動のひとつの考え方は、この会社予想がさらにいい数字になれば株価は上昇するだろうし、これが達成できないと株価は下がるということです。


もちろん、そんなに単純ではなく、世の中や世界の情勢などによって、この会社の業績とは関係なく株価は動く部分もありますが、それでも一つの考え方としてまず理解しておいてください。



それと、決算短信でもう一つ見ておくことは、1株当たり純資産です。


2010年4月期のこの会社の1株当たり純資産は1,584.71円となっています。純資産はその会社の持っている資産から借り入れ金などを除いた総財産のようなものです。株に投資する場合の一つの目安になります。


この会社の1株当たり純資産は約1,585円であるのに対して、株価は1,241円(11月29日終値)なので、資産より安い価格で株を買うことができるというわけです。



一応、株式投資の初心者が決算短信でまず見ておくことは、このくらいのことです。



このような決算短信から見ることができるのは企業の業績です。企業の業績のことをよくファンダメンタルと表現します。厳密にはファンダメンタルですが、だんだん日本で定着するにしたがって、ファンダメンタルでも通るようになっています。



さて、このファンダメンタルは株価にとって重要ですが、ファンダメンタル=株価ではありません。まずは、このファンダメンタルと株価の関係はどういうものなのかを理解する必要があります。



そこで、「株価変動のメカニズムを知って、本当に株式投資で成功したい人のための教科書」を作成しました。まずは、ここを押さえて、業績を分析しましょう。それがないと、どこまで行っても株で儲けることはできません。



レポートはこちらからダウンロードできます。

http://cherry100.mods.jp/ra/s/653