【日経225先物(mini)の相違点】
日経225miniをトレードしていて気がついた、Largeとの差異を、メモしておきます。
1. 呼値が「5円」
2. 寄り、引けの板寄せで、値段が異なることが多い
3. 板が薄い(特に5円刻みの板)
4. (これは相違点ではないですが)建玉の調整が可能
ということで、単なるリスクの低減以外に、けっこう異なる点があることに気がつきました。
1については、システム構築の際に、かなり重要な点として利用することができます。
つまり、板の強弱を組み込むことができるという意味です。
トレンドフォローのシステムでは、逆指値を利用して仕掛けることが多いわけですが、たとえ1枚でも、その値段で約定があれば発注することになるわけです。
ところが、「5円」を利用することで、板の勢いが強くなった段階での仕掛けをすることが可能になります(理論上は)。
これは大きい。いわゆる「ダマシ」を避けるのに効果があります。
2.については、まだ検証途中ですが、寄り付きではトレンド側に、引けでは反トレンド側にすべることが多いと考えています。
寄り・引けのシステムでは、想定以上のスリッページが発生してしまうかもしれません。
4.については、手数料を考慮しても、miniを利用しつづける価値がありそうです。
(Large1枚よりも、mini10枚のほうが、建玉を操作しやすい)
問題は3.なんですよねえ…。
特に値段がとぶときの板が薄い…。
スリッページの問題が…。
ということで、結局は、スリッページと手数料の、よくある問題に戻ってきてしまうのですが、参加者が増えることで、解決できると思っています。
みなさん、miniもいいですよ!(笑)