じゃあ、専業主婦をやめ、仕事を始めたら前に書いたようなデメリットが全てなくなるのかを検討していく。
お金の心配は個人差が大きいしおそらくキリがない。結局クレジットカードがブラックリスト入りしたとか、借金取りが来るとか、今の実生活に何か具体的な問題を抱えない限り、お金のためだけに、人が生活を変えるのは難しい気がする。
元夫が蒸発したみたいな形のシングルマザーで、生活保護、或いは実家にお世話になって幸せに暮らしている人も占いのお客さんでたくさんいた。
一方で、仕事との両立がきつくてそのストレスを発散するためにお金を使ってしまい、むしろマイナス。時間だけが消えるみたいな人もいた。
また、保育園に預けた子供が熱を出してお迎えに行かざるを得ず、会社の人から白い目で見られるので心身共に限界に達し、仕事を辞めてしまったみたいな話は実際ものすごく聞く。
「社会的死」はどうだろうか。
社会的死は確かに、一度はある。
産休がある会社も、一度休んだら戻れない会社も、自営業でも。産んだらやはり、物理的に動けなくなるから。
だがある意味、出産を機に一回死ねる と言うこともできる。
出産を機に、自営業への転換にチャレンジしたり、本当にやりたかった仕事についてみたり、お金について勉強してみたり、そういうチャンスが女性にはあるのかもしれない。逆に男性には、人生においてそんな機会が少なかったりする。
産休後、仕事に復帰した時に子育ての経験がとても役に立ったと言う先輩もたくさんいた。
最後に、権力の喪失について。
実際、貯金もない専業主婦で子供もまだ小さい時、そんな状況で夫と仲良く暮らせなくなってしまったら、、、仕事をしていた方が良かったのかもしれない。
ただしそれはあくまで保険としての仕事の価値の話であって、我々が幸せに向かう根本的解決ではない。我々は夫とうまくいかなかった時それを自立という形で乗り越えるためだけに生きているわけではないのだ。女性の経済的自立は確かに、幸せになるための方法の一つではあるが。
ざっとこんな感じで、
子育てと仕事を両立する意味について自分なりに考え、書いてみた。
結論、完璧に両立する意味は「現、子育て段階の私」にはなかった。
女性はいつだって、自分の幸せを諦めてはいけない。
諦めてはいけないが、幸せは意外と気づきにくい、身近にあるものなのだろう。
それに気づけるようになることもまた、専業主婦になった意味なのかもしれない。