里子と暮らす・・なぎさの事・・ | さくらとわかまるのブログ

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 こんばんわ・・なぎさの里親です

 今日から5月、GWも始まりました
 でもね、なにも関係なく、今日もお仕事だったパパママです
    あ~、我が家もどっか行きたいなー

 さて、今夜はなぎさの事、いろいろ書きます
 退屈かもしれませんが・・お付き合いお願いしまーす

 昨日13歳の誕生日を迎えたなぎさ・・
 
 パパさんが初めてなぎさにあったのは今から1年半位前でした
 安城で行われた譲渡会で初めてなぎさに会いました

    そのときのなぎさ・・・
 
  ガリガリに痩せた体、何にも見えない目、ただ寝てるだけ・・・
  
  この子、大丈夫なのか?生きてるの?って思うくらいでした

 次の月の譲渡会、その次の月の譲渡会、又、次の譲渡会・・・

    そのときのなぎさの印象・・

  相変わらず痩せた体、ヨロヨロしながら歩いていました

   里親さん、見つかると良いけど・・・難しいかな~


 何度か目にし、だっこしたこともあったなぎさ・・
 驚くほど軽く、まるで骨ばかりみたいな体・・

 避妊もまだ、2ヶ所にあった乳腺腫瘍、まったく見えない目・・
 遺棄した前の飼い主の酷さがハッキリ分かります
 満足な食事さえ無かったでしょう
 この体で3キロもない・・・・
 どんなに酷い状態で生きてきたか・・分かるような状態でした

   幸せつかんで欲しい・・・でも・・難しい・・・


     ずーと見つめてきたなぎさ・・
     里親さんに繋がることはありませんでした

 昨年2月、何ヵ月もなぎさを見てきたパパさんの正直な気持ち・・・・
 こんなこと言っちゃいけないのかも知れないけど・・
 正直な想いです

   この子、きっと長くは生きられない
  保護犬と言う名前のままで良いのか・・

 この頃からママさんと毎日話し合いました

   たとえ、看とりになったとしても、それでも良いのか・・・
   目の見えない寧々もいる・・
   経済的にも、体力的にも、年齢的にも、本当に大丈夫なのか・・

  この子を保護犬として、一生を終わらせることは出来ない・・
  どんな時も、家族として抱き締めてあげたい・・

   そして、何日も話し合い、出した結論

   なぎさを我が家の子として迎えよう

 もし、たとえ、家族としての時間が短い時間だったとしても
  どんなに短い時間だったとしても・・・
  我が家の大切な家族として、大切な娘として・・・

   そして昨年3月、我が家の4番目の里子として
  我が家に嫁入りしてきました

 あの日から1年・・・・・
  昨夜、13歳の誕生日を迎えることが出来ました


 いろんなことがありました
 今年1月には体調を崩し、心配ばかりの日々もありました
 仮ママさんだった方にも連絡しました
 もしかしたら・・不安でいっぱいでした
 避妊のこと、腫瘍のこと、手術のこと・・・
 いろんな事、いろんな想いがいっぱいの1年でした

 そして迎えた誕生日、嬉しくて嬉しくて、泣きたいような夜でした


 本当に本当にいろんな思いの1年だったけど
 なぎさがパパママに運んでくれたもの・・・
 それは言葉に出来ないほど大きな幸せでした
 
 多くの人の優しい心・・
 多くの人のなぎさへの想い・・・繋がっていく心・・

 私たち夫婦は、この子、なぎさから、本当に大きなプレゼントを
 もらいました

 なぎさを捨てた飼い主さん・・・・
 あなたは大きなものを失ったんですよ
 2度と取り返せない大きな幸せをなぎさと一緒に遺棄したんです

 あなたには分からないかもしれないけど

    この子は、本当の天使です

 今夜は真面目な記事でした
 最後までお付き合い頂いた皆さん、ありがとうございました



   命を買わないで・・・・
    命を捨てないで・・・

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