カタコトニホンゴ -6ページ目

カタコトニホンゴ

ニンゲングラシ、モウ14ネン。
ニホンゴ、バッチリツカエマス。

ポポは本が大好き。
図書館に行くと、絵本を一人で何冊も抱えてくる。
加えて、日本地図パズルにはまっていて、都道府県の名前が気になってしかたない。

先日、図書館で。
「あのな、これ、わかやまけんの本やねん♪」と嬉しそうに3冊の絵本を差し出す。
「へえ、そうか。それはよかったねぇ」と、本を見もせずに借りて戻ったら。

こぐまちゃんの、赤ちゃん向け絵本でした。
「わかやま けん」さん作。

「ポポちゃん、これ、和歌山県の本と違うで。わかやま けんっていう人が描いた絵本や」と教えてやると、へぇ、と言いながら、すごい勢いでパラパラめくって読んでました。
斜め読みしてるのか? それとも面白くないのか?

あとで、とーちゃんが「面白かった?」と訊ねたら、「うん。面白かったよ」と言ってたけど。
負け惜しみ?
お風呂の準備は、ねえちの担当。
いつもどおり、とーちゃんとお風呂へ入ったポポ。
……あれ、水風呂だ~~。
しゃあない、シャワーで済ませようかと言うと
「ポポちゃん、今日はゆっくりつかろうと思ってたのになあ」

毎日毎日、いくら言っても湯船につからずに、怒られてるのは誰でしたっけ。
ポポは、ヤッターマンが大好き。
細かいところまで見ていて、よく話題にしている。
かーちゃんもとーちゃんも子供のころ見てたから、結構話が合って面白い。

「あのな、ヤッターマンの悪者な、おなかのへそにたんこぶあるねんで」

車庫入れの直前に言わないでください。
笑ってこけそうになりました。
それはね、「でべそ」って言うの。
意外な単語を知らないものですね。まあ、微妙に差別語、かな?

関係ありませんが、ドロンジョ様、御年73歳であられると。
声優さんって本当にすごいですね。

朝、とーちゃんが起こしにきた。
ポポは、ねぼけまなこで時計を見て
「ポポちゃん、きょう、早起きした♪」と誇らしげに言う。

あのね。
あの時計、電池切れて止まってるの。
うん、7時半やったら確かに早起きやけど……
ずっとずっと7時半のまんまやねん。

ほんとはもうすぐ10時。
幼稚園、遅刻しちゃったね。
時計、なおしといてもらおうね。

日焼けあと とーちゃんと二人で海へ行った日。
自力で届かないからと、ポポに日焼け止め塗らせたら、こんな具合に。
それでも、一生懸命がんばってくれたんだねぇ。
花火を見に行く車中。
ポポがねぇちに「あのな、今日、とーちゃんとマクド行ったらな……」と、うれしそうに話している。
それを聞いたとーちゃん「ポポ、言うたらあかんでて言うたやろ!!」

ポポは意に介さず「うん。そんでな、トレーに水入れて遊んでる子がおってな……」と、話の続きをはじめる。

なるほど。ポポにとっては、単なる話のマクラやから、「言うたらあかん」の効力は及ばへんのか。

午前中から、ポポはとーちゃんに連れられて、散髪屋さんに行ったり、図書館に行ったりしてたけど、ないしょでマクドにも行ったんやね。道理で帰るの遅かったし。
かーちゃんがマクド嫌いやから、ばれたら怒られると。
もちろんその場でとーちゃん、はたきましたとも。
とーちゃん、「わし、コーヒーしか飲んでないで」と言い訳しとりました。そんなん聞いてないってば。(笑)

朝9時過ぎに
「あっ、しもた、9時や!!」と叫んで飛び起き、バタバタとおりていくポポ。
へぇ、時計ちゃんと読めるんやねぇ。

朝になると自分で起きて、幼稚園に行こうとするのはえらいなあ。
……横で寝てるかーちゃんには目もくれず。(笑)

子供なんか起こしてもらえると思わなきゃ、勝手に起きるのかもねぇ。
うちはオトナが昼夜逆転してるから、その点だけはしっかりしてるようです。
ごはんのあと、ピアノの練習してたら「桃食べたい」と言い出してマジメにやらないので追い出した。
そのあとも、「どうしても今日食べる」とうるさく言いつのるので、放置して仕事場におりていた。

ポポは、とーちゃんとお風呂に入り、いつも寝る前におやすみを言いに来る。
今日もお風呂をあがっておりてきて、うしろにいる。なのに声をかけてこない。
あれ? と思って「どないしたん」と振りかえると
「さっき、しつこくしてごめんなさい」と言う。
ああ、とーちゃんに怒られたんかなと、「うん、明日食べよな。おやすみ」と上がらせた。

あとでとーちゃんに「あれは、あんたの差し金か」ときくと、「知らんで」と。
えっ、自力で考えて言いに来たん??

ふーん。桃食いたさ(笑)のあまりとはいえ。
いろいろ配線が複雑になってきて、いつまでも「何もわからん」扱いしたらいけませんなあ。
車で帰宅中に、とーちゃんとかーちゃんは仕事上の事務連絡をしていた。
「明日は○○さんが来られる予定です」とかなんとか、要するに事務的な口調で会話しているのを聞いていたポポ、
「とーちゃんたち、家族やのに、そんな言い方ヘンやわ」と、怒っている。

うわー、そんな微妙なニホンゴのニュアンス、わかるようになってんねぇ。

家族でアクセサリー屋さんをひやかして歩いていた。
光りものに目のないポポは、ピアスが気になってしかたない。
「どうやってつけるの」と不思議そうにしている。
「お耳に穴あけるねん」と答えてやると、今度は
「どうやって??」と納得いかない様子。

とーちゃんが
「あのな、ポポちゃん、ホッチキスって知ってる?」
ちょっと考えて、ポポ、
「……うん。頭にバチッてするやつ?」

あの、その、はい、確かにポポちゃんが頭にケガしたとき、
ホッチキスでバチバチってくっつけてもらったよね。

あまりのリアクションに涙流して笑ったけど、
そうか、よくよく考えてみれば、ポポの答えのほうが
ピアスの穴開けには近いかもしれないねぇ。

笑われて、ちょっと恥ずかしかったのか、いつもと違って
なんか照れてたみたいなのが新鮮だった。