よう焼いといたるわ | カタコトニホンゴ

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ニンゲングラシ、モウ14ネン。
ニホンゴ、バッチリツカエマス。

昔々の物語。
ちゃあのとーちゃん、つまりポポのおじいちゃんの話。

おじいちゃんは、お肉が大好きなんだけど、生焼けがすごく嫌い。
ある日、家族で焼肉をしていて、おじいちゃんが半生のおいしそうなのを取ったのね。

一口食べて、おじいちゃん、また鉄板にお肉を戻して、
「もっと、うらおもてよう焼かなあかんわ、こんなん食べられへん」

せっかくおいしそうなミディアムのロース肉なのに、もったいないよねえ。

それを見てた、ちっちゃいおばちゃんが一言。
「よっしゃ、おとうさん(おじいちゃんのこと)死んだら、うらおもて、よう焼いといたるからな~」

・・・ナイスつっこみ。
わりと無口なおばちゃんだけど、言うときは言うねんで。