三上陽永☆みなさまアザース! -172ページ目

親友の結婚式・前編


先日、友人Aの結婚式があった。


小学校からの付き合いなので、かれこれ24年になる。


俺は友人代表のスピーチを頼まれた。


友人代表のスピーチ…ムムム


初だ!


せっかく役者をやっているわけだし、何かこう…オリジナリティを出さねば!

と、Aにいろいろ提案した


お芝居形式にするとか、朗読劇にするとか…

しかし、Aには『普通にやってくれ』と言われてしまった。


確かに…Aは、某有名企業に勤めており、彼の結婚式には彼の上司を初めとする、重役の方々が出席されるのだ!


しかも奥さんも、また別の有名企業に勤めている。。。


下手な事をしてAの顔に泥を塗るわけにはいかない。


ここは…普通にスピーチするべきだろう。


…普通…普通…普通?


ネットで、検索

良い友人代表スピーチとは?


なになに…新郎をとにかく褒め、
立ててあげる。新郎がどれだけいい人物であるかを語り、軽いジョークを入れ、1分30秒程にまとめる。




無理だ。


まず俺は5分以上喋りたい。


しかも、友人…というか、幼馴染をべた褒めするって…恥ずかしくないか?


俺の美学に反する。


どうしようか…


何も決まらないまま結婚式前日に。


と、俺は突然小学校から仲のいい友人Dの事を思い出し、電話をした。


彼もまた、Aの結婚式に出席する。


Dとは中学時代、インド兄弟というお笑いコンビを組んでいたのだ。


中学時代、俺とDとAは何をするにも一緒だった。いわば、三人組。


そして中学時代、インド兄弟を組んでいた時に、Aに約束をした事を思い出したのだ。


『Aが結婚する時は、結婚式でインド兄弟がネタをやるからな!』


そうだ!あの時の約束を果たさなければ!…重役の方々…は、とりあえず置いておこう!


「D!Aの結婚式の友人代表のスピーチで、ちょっとやりたい事があるんだが…協力してくれるか!?」


「…いいよ~。」


「おぉ!じゃ明日!結婚式前にネタ合わせするからな!」


「…ネタ?ま、よくわかんないけど…いいよ~。」


結婚式前日にいきなり電話したのに、全て「いいよ~」で応えるD…さすがだな。


A…すまん。
普通にスピーチなんてやっぱり俺には無理だ!俺は…俺は…普通が一番嫌いなんだ~!!!


と、いう事でAの希望を無視した、サプライズ友人代表スピーチ大作戦が始動したのである。


…結婚式前日に。


大丈夫なのか!?


続く。。。





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