おはようございます。
今日はヤマトヌマエビの繁殖について書きたいと思います。
一ヶ月以上前になりますが、ふと水槽を見ると、ヤマトヌマエビのお腹のあたりが膨らんでいました。
と飼育して半年経って初めての経験でしたので、ちょっとテンションがあがりました。
とはいえ、汽水でしか繁殖しないという情報は持っていたので、これは難しいな。。と思ってたんですが、どうせならチャレンジしてみよーと思いまして、まずは隔離してみました。
あとあとわかった事ですが、隔離するのが早かったです。。
まだ抱卵して5-10日も立たないくらいの状態でした。2月上旬に隔離。
満月や新月の大潮のタイミングでゾエアを放出するのが多いので、月の満ち欠けカレンダーを見て、2月12日あたりかなーとか思ってたのですが、結局3月の頭まで放出されず、、1ヶ月くらいずっと隔離してました。。
ヤマトさんごめんよ。。。
ちなみに、放出する前は
お腹の中の卵にもゾエアの目玉が見えるようになりますので、これくらいになってからのタイミングでの隔離で十分かと思われます。
ちなみにですが卵ができるまでの過程として
脱皮の時、メスが匂いを出してオスを誘引
オスはメスの腹部に精包を付着させ
メスはその数時間後産卵して受精卵が付着する
ということなのでヌマエビに関しては、できた卵は全て有精卵で無精卵はありえないようです。
(※スジエビなどのてながエビ属は無性卵もありえます。)
メダカなどは卵ができても精子が着床してない無精卵があり、産まれても育たずカビが生えてきたりすることもあるそうですが、エビは確実に育つようです。
3月上旬
ついにお腹からゾエアさんが顔を出しはじめました。
でてきたゾエアはほんと小さく、光を当ててよーやく肉眼で見れる感じです。
ミジンコよりも小さいので、探してよーやく見つけれるレベル。これが500匹くらい産まれます。
とりあえず隔離していたサテライトから準備していた70パーセント海水に移します。
この70%セントが汽水の比率です。
ゾエアをマクロレンズで拡大するとこんな感じ。
エビっぽいですね。
底の方でぴょんぴょん跳ねています。
ゾエアも少し大きくなりましたが、
残念な事に、親エビが★になってしまいました。。
放出後、2日くらいで脱皮したんですが、そのさらに2日後に。。
体力を使い果たしたのか、寿命なのか、、なんとも悲しい限りです。
ゾエアも4〜5日めで、よりエビらしい形になってきました。
しかしながら、、
1週間くらいで残念ながら全滅してしまいました。。
やはり難しいですね。。。
500mlくらいの海水で、エアレーションをして飼育していたのですが、
おそらく、もう少し汽水の量を増やして、飼育すべきだったのかなと。
是非次回また抱卵することがあれば、チャレンジしてみたいです。
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ヤマトヌマエビの孵化に必要なアイテム紹介
産卵用隔離ボックスフルセット
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産卵用隔離ボックス単品
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汽水を作るのに必要な人工海水の素
3Lもあれば足りると思いますが、大きな水槽で育てたい方は
もっと大きさサイズのをお探しください。
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あと、サテライトで孵化したゾエアを別の水槽に移して育てる必要があるので、
本文でも書きましたが、500mlでは少なすぎるので。。
ベタ用のミニ水槽が3Lくらいでちょうどいいかなと思います。
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まだ寒い時期は、温度調整も必要なので、ミニヒーターが必要です。
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あと、孵化したあとのゾエアはインフゾリアを食べますので。
こちらもあったほうが生存確率はのびると思います。
以上、ご参考にしていただければと思います。m(_ _)m
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以上、ご参考にしていただければと思います。m(_ _)m
お読み頂きありがとうございました。