続きを書きます。

裁判までする必要があるのか?と、何様?な発言をしたクソぺんぎんに対するお手紙のおおまかな内容です。





【私、ぺんぎんの事、嫌いになれなかった。

こんな酷いことされたのに。


けど、もう、前と同じではいられない。

前に例え話で話したように、私とあなたが出会ってから10数年、2人で植えて育ててきた木は、根元から折れてしまった。

私は今、もう一回新しい苗を植えようと、その苗を探してる。

たぶんもう、見つけてはいると思う。

けどそれを、私1人で植えても、意味がない。

もう一回一緒に植えて欲しい。

そして大切に育てて、大きく成長したその木の下で、あの根元から折れた木から作ったテーブルと椅子を並べて、あなたとお茶できたらいいなと思う。


あなたは、裁判までする必要があるのか?と、私に聞いたけど。

あの人は、過ちを認めるつもりも、傷つけた私に謝るつもりも、全く無いそうです。

そんな状態で、私の心、晴れると思う?

晴れないよ。土砂降りだよ。

そんな土砂降りが続く中、無理やり新しい苗植えて、その子が無事に立派な木に育つと思う?

きっと、根が腐って、早々に枯れてしまうよ。


私は、苗を新しく植えるためのスコップを持った。裁判が、私のスコップ。


あなたには、この土砂降りが止むまで、新しい苗と傘を持って、隣に立って待っていてほしい。


あの人に責任をきっちり取ってもらったら、この土砂降りは止むと思う。

そしたら、あなたと2人で、お日様のもと、新しい苗を植えたいと思う。

今度は枯らさないように、折らないように。

成長したその木の下で、おいしいお茶を一緒に飲めるように。】



正直な気持ちと、ある程度の打算がある手紙だったと思う。

スネたままの夫では、夫のいいところが隠れたままだったから。

私が恋に落ちて結婚して暮らしてきた、あの男性に戻ってきてほしかった。

それには私がまず、無防備に大きく腕を広げて、大怪我覚悟で、夫を包んでみるしかなかった。


そこまでしてダメなら、もうダメだと思った。


私がそんな事しなくちゃならない理由は、無いのかもしれない。

悔しさももちろん、あった。

本当なら夫の方が腕を広げて包みに来るべきところだから。



だけど、夫婦は鏡。


相手に変わってほしかったら、まずは自分から。


離婚なら、いつでもできる。






夫に伝わったのかはわからない。

そもそも今はなにも伝わらないかもな、と思いながら書いた。


もう、以前の私たちには戻れないけど、それも私たちの歴史のひとつ。無かった事には出来ない。けど、その黒歴史すら、新しい私たちの糧にして、あらためてやっていこう?


そんな事を伝えたかった。