ひとりごと -150ページ目
旦那の命と
引き替えの保険金が
振り込まれた…
お金よりも
生きていて欲しかった

でも
そのお金で
四十九日が済んだら
八戸へ
家族で行って
納骨出来そうです
いつか
定年したら
八戸へ帰りたいと
言っていたから
寂しい気もするけど
お骨は
八戸へ納める事に
決めました

アタシも
命日には
行けなくても
お盆なり
ゴールデンウイークなりに
行く事が出来るし
旅費を貯める為に
仕事も頑張れると
思います

久しぶりの仕事は
楽しかったです
夢中に働いてたら
旦那の事
考えなくって
済むから

後は
八戸のお寺さんと
義父母の予定が
うまく合えば
いいな

明日は四十九日に
間に合う様に
塗りの位牌を
注文しなくちゃ

保険金
そんなにたくさんじゃないけど
でも
旦那の命と
引き替えに
もらったもの
無駄遣いせず
子供達の
将来の為に
貯蓄します
今日も遺影に
話しかけながら

のアタシ
旦那の祭壇に
お酒をあげて
乾杯してから
毎日飲むのが
日課になりました
旦那が
この世界から消えて
10日も
経ちました
10日もなのか
まだ10日なのかも
正直
わかりません
ってゆーか
いないって
意味がまだ
理解出来ない

かっこいい
旦那のまま
死んでしまうなんて
ズルイよ
アタシはきっと
ずっーと
旦那に
恋したまま
愛したまま
明日から
いよいよ仕事です
ちょうど二週間
お休みしていました
利用者さんと
会えるのが
楽しみ


に居ても
悲しいだけだから…
さっき

が
近所の文房具店に
(町内に唯一ある文房具店)駄菓子を買いに行ったら
お父さんにお供えしてと
ピリ辛せんべい
もらって来ました

早速祭壇にあげて

に報告

が
仕事休んでた頃は
毎日送迎してもらって

に乗ったら
疲れただろ

って
わざわざクーラーボックスに入れて
冷やした

を用意してくれてた
アタシ
なんて幸せだったんだろ…
あの頃
当たり前に
感じてた事も
全てが
幸せで
愛情で
優しさだった…
もっとたくさん
ありがとう
と
伝えておけば良かった…
これから
アタシの人生
後悔したくないから
気持ちを
ちゃんと伝えられる様に
なりたいです

じゃご飯支度でも
すっかな

その前に
通夜、告別式
初七日と
慌ただしく
時が過ぎて
しっかりやらなきゃって
気持ちで
なんとか乗り切れた
それから数日
泣いてばかりだ
買い物に行っても
とそこに一緒に行った事を思い出して
いつもカゴを
の好物をカゴに入れもう食べる
がいない事に また
悲しくなり
そんなアタシに
はつきっきりで
居てくれている
仕事に復帰する
木曜まで
学校を休んで側にいて
くれている
も毎日パパの遺影に
行ってきます
ただいま
と
話しかけている
昨夜
出て来たんだって
中身は
教えてくれなかった
アタシの夢には
出て来ないのに
家も
外も
どこに居ても
思い出だらけで
辛い
逢いたい…
逢えない…
抱きしめて欲しい
全部夢だって
でも
が死んだのは現実
日を追う毎に
寂しさは
増すばかり
でも
生きて行かなくちゃ…
首からさげた
指輪を握りしめた
が泣いてるアタシに
千の風になってを
歌いながら
酒をついでくれた
余計
泣けるじゃん
バカ

