ひとりごと -151ページ目
大雪に見舞われた
北海道の田舎街
50センチ以上積もった
頼りないアタシの為に
汗だくで
カキを してくれた
もういいよ
また風邪振り返すよ
そう言ったアタシに
やらんとならんから
やらなきゃならないだろ
と
雪だらけになりながら
頼りないアタシと
二時間かかって
除雪した
の手袋をして長靴を履いてる姿
また
泣いてしまった
口数の少ない
だけど アタシを心配してくれ
支えてくれている姿が
血は繋がってないけど
が心配しない様に今日は適当だけど
ご飯を作った
キャベツとウインナー炒め
キンピラごぼう
たこのから揚げ
大根と油揚げの味噌汁
適当だけど
今はこれで
精一杯
明日もまだまだ
は降るようです
勘弁して欲しいわ
今日は
ずっと
にいた
の辞めたがっていた
のモノはみんなゴミにして
捨ててやった
でも他のモノは
手をつけたくても
涙ばかり出てくるから
そのままだ
何にも変わらない
けんちゃんは
がもう居ない事がわかっているみたいだ
たまに遺影をじっと
見つめて
仏間と居間の敷居の上で
座っている
アタシは
が大切に残していた安い紙パックの
日本酒を飲んでいる
がずっとアタシを気にかけてくれ
頑張ってくれている
寂しがりのアタシの為に
思春期なのに
毎日隣で
寝てくれている
アタシは
なのに
日を追う毎に
現実を
突き付けられて
胸が苦しくなる
が倒れる前
や色々な事で余りうまく行ってなかった
私達夫婦
今はそれが
心残り
アタシは
どんな嫁だったかな
大切な人が
次々と
天国へ行ってしまうのは
アタシの業の深さ
なんだろうか
ダメだね
こんなんじゃ
心配で天国へ行けないね
一緒に連れて
行ってなんて
言わないから
だから
お願い
この涙を
止めて
もう
泣けない様に
アタシの
涙を天国へ
一緒に持って行って
今日は初七日
告別式の後
八戸の両親は帰ったから
本当に身内だけ…
息子、娘
実家の母と妹に
やっと退院した赤ちゃん

いつも支えてくれる
友達二人と
その子供達

賑やかな法要になった

だけど
みんなが居なくなったら
悲しくなって来た

それは娘も同じだった様子で
しくしくと
泣き出した

アタシも遺影を見つめて
涙が落ちそうに
なった

こんなに寂しがりの
アタシを一人に
するなんて
ひどいよ

いつもは食いしん坊な
娘が告別式が
終わった後から
丸一日、食事も
出来なかった

ぼんやりと

を
片手に遺影を
眺めていたら
娘がやっと
お腹空いた

と
言った
涙をこっそりと
拭った
よし
久しぶりに
ご飯支度をしよう

まだまだ
元気とは遠いけれど
なんとか
生きています
まだまだ
貴方が居なくなった事
お骨を目の前にしても
嘘みたいだよ

アタシが死ぬ日までの
出張かな

貴方の声が
聞きたいです


