不倫されて離婚~世の女性は殆どが許すのだろうけど~ -4ページ目

不倫されて離婚~世の女性は殆どが許すのだろうけど~

夫の不倫発覚から離婚、不貞相手に対する慰謝料請求裁判の記憶です。


裁判のための証拠書類を作成して1ヶ月以上が経った。

このまま放置かな、と思い始めていた。


きっかけは

美容師さん。

ほぼ1ヶ月ぶりに訪れた美容院で

「裁判、どうしました?」

「そのままなんだよね」

「月1万円を10回なんて、なめてますよ。

きちんとしてもらいましょうよ」

と、私以上に憤ってくれてる・・


時間がたてばたつほど

当事者であるお嬢さんの罪悪感は

きっと薄れていくのだろう。

だとしたら、訴えるのなら

やっぱり1日も早い方がいい。


うねうねで終わらせるより、

自分が一歩踏み出すために

自分がケジメをつけるために

きちんとしよう。

優柔不断な自分、また周りに

背中を押してもらった感じ。


離婚後も夫がはめていた

結婚指輪。

離婚して3ヶ月ほど経ったとき

アポ無しでいきなり夫がうちに現れた。

「(夫に譲った)車が壊れた」と大声で言いながら

その壊れた車の部品がまだこちらにあったから

取りにきたんだと。

ものすごい荒れて怒鳴る。


夫が現れたとき、ちょうど

夫も知っている友(男性)が

うちに寄ってくれていた。

誤解したみたい。

「二度と来ねぇよ」と捨てゼリフ。


その1週間ほど後、

用事があって夫に会った。

荒れていた夫とは別人。

笑顔で優しくて。

その手に指輪はなかった。


離婚して4ヶ月。

初めての夫なしでの出張仕事。

朝一番のミーティングで

一言目がなかなか出てこない。

10年以上、必ず隣にいた人間がいないことを

何て説明すればいいんだろう・・

一言目をしぼり出すことがこんなに苦しいなんて。

結局、隣にいない人間のことを説明はしなかった。


それでも

周囲の人々に助けられ、

仕事はあっけないほど無事に終了した。


周囲が気を遣って

「力になってあげよう」としてくれる気持ちが

伝わってくる。

信頼できる人々に囲まれて

自分はこの人たちに恩返ししなければ、と思う。



何も知らないフリをして

毎日夫が寝た後に泣き暮らしていた日々を思えば

今、本当に幸せだ。

驚くほど、未練はない。

あんなに好きだった筈なのに。


きっとこうなるように人生が決まっていた。

あのまま、あの人と暮らしていても

きっと幸せじゃなかった。


少額訴訟のための証拠書類を作成し始めた。


探偵社の報告書をコンビニでカラーコピー。

こんなのもう見たくないよ。

こんなものをコピーしているところを

人に見られたくもないよ。

家からちょっと遠いコンビニに行った。

結構なページ数で何千円もかかるヽ(;´Д`)ノ

見たくないものを見て、暗澹たる気持ちになる。


やりとりした

内容証明郵便と相手からの普通郵便の手紙を

コピー。

これは、お嬢さんが夫が既婚者と知っていた証拠となる。


そして、

夫が朝帰りをしたり

彼女と会っていたであろうと推測できた日程の

覚書を作る。



ここまで終えて

私はこの後、書類を放置した。

緊張の糸が切れてしまった気持ち。

訴訟したら後戻りできない気持ち。

もういいか、過去のこと、って気持ち。

複雑な思い。

関わりたくなくなってきた。


簡易裁判所に行ってみた。

まずは相談と思って行ったのだけど

システムが確立されていて

相談~訴訟書類の作成、と

すぐに訴訟手続できるようになっていた。


少額訴訟

裁判の日もしくは期日前に全ての言い分と証拠を提出し、

裁判所はその日に審理を終え、判決まですることを

前提とする。


裁判の日までに

「証拠」を提出しなければならない。

訴訟申し立ての時に一緒に提出するのが普通らしい。

証拠の提出にも決まりがあって

A4判の用紙にコピーして

相手方、裁判所の数を提出(自分の場合は2部必要)することと

なっている。

その日、私は提出できる証拠を持っていなかった。

訴状、事情説明書、少額訴訟の手引き説明書、をもらって帰宅。



証拠か・・

本当に使う時が来たんだな。

あの日、夫の嬉しそうな表情

彼女と手をつないでいる 報告書の写真を見て

ボロボロと涙がこぼれた。。

コピーするために

アレをもう一度見なければならないのか。



約束の時刻に弁護士さんのもとに伺う。

サバサバして、気さくな感じの方。


不倫の内容、ここまでの内容証明のやりとりを伝える。

「こういうおばかさんには

きちんとしてもらいましょうね~」なんて言ってくださる。



弁護士さんの見解は

不貞相手のお嬢さんへの慰謝料請求は

あくまでも夫との共同不法行為だから

夫とお嬢さんに対する

トータルでの慰謝料請求金額を考えると

お嬢さんへの請求金額は

裁判で減額されることが予想される、とのことでした。



請求金額が60万円までなら簡易裁判所で少額訴訟。

140万円までなら簡易裁判所。

↑ここまでは司法書士が代理業務を行うことができる。

===============

↓ここからは弁護士の仕事。

140万円を超えるのなら、地方裁判所。



今後の方向

「慰謝料の一部請求という形で

簡易裁判所に60万円の少額訴訟を

おこしてみればどうですか?」

一部請求であることを明示して訴えを起こし、

勝訴判決が下れば

残りの金額について別訴を提起できるという。


「少額訴訟なら弁護士を立てないで

ご自分でできますよ。

判決もその場ででますし。」

とアドバイスいただいた。

簡易裁判所に行けば、申し立ての方法など

教えてくれますよって。


法律相談は30分5,250円。内容のある相談だったと思う。

そっか。少額訴訟か・・

弁護士費用がかからないのなら

自分でやってみようかな。

申し立ての費用も1万円くらい。


そんな気持ちになりました。

少額訴訟とはいえ、

訴訟というものがどういうことで

自分が何を知ることになるのか

この時には全く思いが至りませんでした。

これ以上、傷つくことなんて

予想もできなかった。


これ以上、お嬢さんに内容証明を送っても無駄。

訴訟かぁ・・

ネットで弁護士費用を調べる。

130万円以上必要みたい・・赤字は必至。

意地もある・・けどもちろん容易に用立てできる金額ではない。


とりあえず

一度弁護士さんに相談してみよう。


ネットで弁護士さんを探す。

親身になってくれる

フィーリングの合う方がいいな。

たどりついたのは

自分より年下の女性弁護士さん。

ブログを読んでみると

親しみの持てる感じ。

初春の晴れた日、法律相談にでかけた。


不貞相手から3回目の内容証明の返事が

「普通郵便」で届いた。


「嫁いだ妹が病気になってしまいました。

慰謝料を払う余裕がありません。

今後も請求なさるのでしたら、訴訟してください。

判決が下りたとしても、自己破産します」

こんな感じ。


絶対に

会って謝る気持ちもないし、

慰謝料を払おうという「気持ち」もないのね。


悲しくなる。

行政書士さんとも、もうやり取りしたくない。

(冷たいし)


どうしよう・・

気が遠くなる。

確かなことは

中途半端なことだけは嫌だということ。


謝ってもらおうよ。やっぱり。



夫の彼女から

2回目の内容証明に対する返事 を受け取った。

あれから2週間。

3回目の内容証明を行政書士さんに作成してもらい

発送した。

これで話が動かなければ、本当に裁判になっちゃうよ。。


「貴殿の返事によれば月々1万円を10回払いとのこと。

大変不愉快です。

貴殿が示談での終結を望まれれば訴訟に踏み切りません。

直接お会いしましょうか」

こんな感じ。


この頃から行政書士さんから自分に対して

「もう、やめてあげたら」感が伝わってくる_| ̄|○

冷静なのはいいけど、冷淡なのはちょっと・・

不安なのは私なのに。。



本音として

裁判になんかしたくない。

裁判の為に弁護士さんを頼めば相当の費用もかかる。

直接会って謝ってくれるのなら、

それでいいと思った。


離婚して1ヶ月、やっと周りの人達に

離婚したことを伝え始めた。

まずは仕事関係で夫婦ぐるみでお世話になっていた方たちから。



やはり、離婚の事実を伝えれば

理由を聞かれる。

親しくない人には理由は言いたくない。

親しい人には「ふられちゃいました」と・・

私の口から理由を伝えると

思いがけず、知らなかったことを教えてもらった。



夫が彼女と付き合い始めた頃

私の仕事場(とある施設)に

彼女と2人で出かけようとしていることに感づいた。

それだけは絶対に嫌だった。

だから、その日、夫を他の仕事現場(別地方の施設)に

半ば強引に連れて行った。



強引に連れて行ったその現場に居合わせた

仕事関係のRさん。

離婚の事実を伝えると

少し考えた後、こんなことを教えてくれた。


居合わせたその日、夫が

「本当は○○(元々行く予定だった施設)に『彼女』と行く予定だったんだ~」って
大きい声で周りに言ってたじゃん。って。

私、聞こえてなかったよ。

私がその場にいるにもかかわらず

そんなことを平気で言えてしまう人だったんだ。

一番盛り上がってラリっていた時期かもしれない。

けど
今さらだけど、知ればやっぱり傷つく。

そして、やっぱり自分の人生の選択は
間違っていなかったんだと思う。


あの頃の辛さがリアルでよみがえってくる。

久々にこの感覚、少しつらい。