夏の終わり
数ヶ月ぶりに元夫に会った。
裁判の経過を報告し、
陳述書の礼を述べた。
裁判の主原因である元夫に礼を言うのは
不思議な感覚ではあるけれど、
自分がしてもらったことに対して
きちんと筋は通したかったから。
彼女がとても傷ついたと聞いたと話すと、
元夫は「彼女は慰謝料を払いたくなから
傷ついたと言っただけで、それは嘘だ」
と吐き捨てるように言った。
え? 明らかに元夫は彼女を嫌悪している・・
そして、私に
「去年、気球に乗せてあげられなかったから
今年は・・」と言った。
心が痛んだ。
どうして、そんなこと言うの?
あの気球に乗れなかった時
「君を誘おうと思ったんだ」って
「彼女」に言ってた じゃない。
どこまでがほんとう?どこからが嘘?
あなたから私への愛はなかったのだと
思うことで、私は心を整理してきた。
優しくされれば、心が泡立つ。
憎むこともできない。
会えばこうやって振り回されるんだろう。
ずっと。