2003年8月某日・・・
その日は、「夏休み子ども教室」に
参加していた・・・
「夏休み子ども教室」とは、
子どもたちの夏休みの宿題を手伝う
ボランティア教室のことだ・・・
しかし、俺の学部ではおかしなことに、
このボランティアが、
大学の授業として実践されているため、
参加しなければ、大学を卒業できない、
所謂、「必修科目」でもあったんだ・・・
俺の学部は、一学年40人程度なので、
10人ずつ、週をずらして、
毎週行われている子ども教室に
参加することになっていた・・・
そして、俺が参加した週・・・
その10人の中に、偶然、
ゆきちゃんがいたんだ・・・
ゆきちゃんは高校3年の時、
大学1年だった俺の生徒だった・・・
そして、俺と同じ大学・学部に
合格した生徒でもあった・・・
自分の生徒が後輩になった、
最初で最後の事例である。
外見は加藤夏希さんっぽい容姿・・・
今となっては、俺が1年留学したことで、
同級生になったのだが、
ゆきちゃんは、
今でも俺のことを「先生」と呼んでいる・・・
そして、いよいよ子ども教室が始まったんだ・・・