今回のテーマは「ブログは死なない」です。
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新しいSNSが現れ、盛衰を繰り返す。
情報化社会も、ことアプリケーションサービスにおいては成熟期が近づいているのかもしれない。
最近ではInstagramが人気だ。
よくスマホで撮った無加工の写真をホームページやチラシに使っている塾がある。
これはよくない。
よく「できる経営者は写真にこだわる」というが、これは正しいと思う。
Instagramでは簡単に本格的な写真加工を行える。
写真というのは、本格的な一眼レフがなくとも素人が簡単に加工ができるようになった。
また、プロの撮った肖像権フリーの写真を購入することもできる。
これではまるでInstagramの回し者のようになってしまうので、話を戻す。
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ブログは死なない、つまり散文は死なない。
これは、私が5年間このブログを書いて感じた結論だ。
当たり前のことだが、チラシやダイレクトメールを出したり、ホームページに広告をつけたりすることには費用がかかる。
生徒募集の時間を短縮することに広告は役立つ。
要は「時間」と「広告費用」をトレードオフしているわけだ。
しかし、広告は媒体や時期、内容を見誤ると「出し損」になることもある。
私は「広告の出しすぎでつぶれた塾」を聞いたことがない。逆に「広告を出しすぎて成長した塾」ならいくらでも例を挙げられる。
しかし、そんなことはもはや通用しない。
今後は「上手に広告を出せる塾」でなければ生き残れない。
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ホームページを所有し、かつブログを定期的に更新している方ならわかると思うが、ホームページよりブログのほうがアクセスをとりやすい。
世の中のほとんどのホームページは、広告のかたまりである。
誰が遊び心のない広告のかたまりを見たがるのだろうか。
ゆえにブログのほうが、読み手もとっつきやすいイメージがあり、人が集まる。
そして、文字情報を複雑に組み合わせた「散文」は、書き手の価値観や能力、性格を如実に表してしまう。
だから、散文は人間の行う営為として最後まで生き残るはずだ。
ゆえにブログも、地味に生き残るはずだ。
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私は5年前、お金も仕事もなかった。
だから、時間があればブログを書いた。
書き続ければ、うまく書けるようになるし、うまく書けるようになれば、読者もつく。
そうしていつしか、このブログは定期的にお客さんを連れてきてくれるようになった。
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私は運営している塾のブログもホームページ内部ではなく、アメブロで書いている。
ホームページとは別媒体と考え、連携させるためだ。
たまに生徒や保護者、講師に「ブログ読んでますよ!」と言われると恥ずかしくなる。
でも「ホームページ見てますよ!」なんて言ってくれる人はいない。
繰り返しになるが、ブログには書き手の「人間性」や「固有の情報」が表れる。
よって、ブログは体系的に積み上げれば必ず「武器」となる。
芸能人のようにランチの写真を載せるだけのブログでは意味がない。
あなたが持っている「固有の情報」とは何だろうか?
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