れんあいそうだん。
どうしてお前は他人に俺のこと相談するの?
って、昔言われました。
その頃のあたしはまだまだ子供で、その意味が分からなかった。
だって自分ひとりじゃこの不安や不満は抱えきれなくって、誰かに分かって欲しいんだもん。って思った。
でも、最近になってその意味がちゃんと理解できるようになったと思います。
いつも一緒にいるあたしですら分からない彼の気持ちや考えを、他人が分かるわけないし、
そもそも不安や不満は本人にぶつけなかったらずっとそのままだし。
友達はいつでもなんでも話は聞いてくれるけど、
でも絶対あたしよりのアドバイスになるし、あたしが友達に不安を相談することで彼が悪者になってしまうことだってある。
彼のことなのに、他人の言葉で満足して分かった気になってしまったら、結局いつまでも彼とは分かり合えない。
彼は本当にあたしを愛してくれていたのに、
あたしは勝手に不安がって、彼と向き合えずに、他人の無責任な言葉の海に逃げた。
結果あたしは彼を傷つけたし、あたしも沢山傷ついた。
今付き合ってる彼は、とってもとっても大切。
あたしが一番、誰より彼をわかっていたいって思う。
だからむやみに誰かに不安を打ち明けたりしないし、不安も不満も全部直接彼に伝えてしまう。
それは彼からしたら面倒だったり負担だったりするかもしれない。
でも、それでもあたしの気持ちを知ってもらうことと、彼の気持ちを知ることは大切だし。
あの時と逆な立場になって、彼が傷ついた理由にも気付いた。
あたしじゃなくって、ほかの誰かに頼ってしまうくらい、
あたしは頼りなくって、気持ちも受け入れてもらえないと思ってるんだろうか。
あたしがそうさせてるんだって思って、傷つくことがある。
人はそんなに簡単には変わらないし、多くを望むつもりもない。
ただ一緒にいれればいい。
欲を言えば、他人じゃなくてあたしに頼って欲しい。
気持ちをぶつけて欲しい。
あたしもそうでありたい。
ずっとずっと、おばあちゃんになるまで一緒にいたいと思える人だからこそ、
そう思えるんだよ。
いいことだけじゃなくて、わるいことも素直に言い合える関係でいたい。
って、昔言われました。
その頃のあたしはまだまだ子供で、その意味が分からなかった。
だって自分ひとりじゃこの不安や不満は抱えきれなくって、誰かに分かって欲しいんだもん。って思った。
でも、最近になってその意味がちゃんと理解できるようになったと思います。
いつも一緒にいるあたしですら分からない彼の気持ちや考えを、他人が分かるわけないし、
そもそも不安や不満は本人にぶつけなかったらずっとそのままだし。
友達はいつでもなんでも話は聞いてくれるけど、
でも絶対あたしよりのアドバイスになるし、あたしが友達に不安を相談することで彼が悪者になってしまうことだってある。
彼のことなのに、他人の言葉で満足して分かった気になってしまったら、結局いつまでも彼とは分かり合えない。
彼は本当にあたしを愛してくれていたのに、
あたしは勝手に不安がって、彼と向き合えずに、他人の無責任な言葉の海に逃げた。
結果あたしは彼を傷つけたし、あたしも沢山傷ついた。
今付き合ってる彼は、とってもとっても大切。
あたしが一番、誰より彼をわかっていたいって思う。
だからむやみに誰かに不安を打ち明けたりしないし、不安も不満も全部直接彼に伝えてしまう。
それは彼からしたら面倒だったり負担だったりするかもしれない。
でも、それでもあたしの気持ちを知ってもらうことと、彼の気持ちを知ることは大切だし。
あの時と逆な立場になって、彼が傷ついた理由にも気付いた。
あたしじゃなくって、ほかの誰かに頼ってしまうくらい、
あたしは頼りなくって、気持ちも受け入れてもらえないと思ってるんだろうか。
あたしがそうさせてるんだって思って、傷つくことがある。
人はそんなに簡単には変わらないし、多くを望むつもりもない。
ただ一緒にいれればいい。
欲を言えば、他人じゃなくてあたしに頼って欲しい。
気持ちをぶつけて欲しい。
あたしもそうでありたい。
ずっとずっと、おばあちゃんになるまで一緒にいたいと思える人だからこそ、
そう思えるんだよ。
いいことだけじゃなくて、わるいことも素直に言い合える関係でいたい。
チクタク。
胸が苦しくて、辛くって、傷が痛むとき、
あたしの想いは福島に戻っていく。
そういえば、日曜にばあちゃんが梅干送ってくれたのに、まだお礼してなかった。
忙しくって、ほかのことでいっぱいいっぱいで、
連絡する余裕がなかったことに、ほんとにごめんって思った。
電話に出たばあちゃんは、いつもとなんら変わらない様子で、おっとりと、あたしを包んでくれた。
そんなばあちゃんの声の後ろから、大きな振り子時計の音が聞こえる。
小さい頃はなぜか怖かったあの時計。
大人になってからは、あの音を聞くとすごく心が落ち着いた。
大好きなばあちゃんちの音。匂い。
それだけで痞えてたものがとれて、涙が止まらなくなる。
そしていつかもらった言葉を思い出す。
そんなに涙が出るのは、それだけ頑張ってる証拠だよ。
自慢の孫だよ。
って。
独りでいても、誰かに認めてもらえる言葉を、胸に持っているあたしは、本当に幸せ者。
だからもっと頑張れる。
あたしの想いは福島に戻っていく。
そういえば、日曜にばあちゃんが梅干送ってくれたのに、まだお礼してなかった。
忙しくって、ほかのことでいっぱいいっぱいで、
連絡する余裕がなかったことに、ほんとにごめんって思った。
電話に出たばあちゃんは、いつもとなんら変わらない様子で、おっとりと、あたしを包んでくれた。
そんなばあちゃんの声の後ろから、大きな振り子時計の音が聞こえる。
小さい頃はなぜか怖かったあの時計。
大人になってからは、あの音を聞くとすごく心が落ち着いた。
大好きなばあちゃんちの音。匂い。
それだけで痞えてたものがとれて、涙が止まらなくなる。
そしていつかもらった言葉を思い出す。
そんなに涙が出るのは、それだけ頑張ってる証拠だよ。
自慢の孫だよ。
って。
独りでいても、誰かに認めてもらえる言葉を、胸に持っているあたしは、本当に幸せ者。
だからもっと頑張れる。