よつば。
いきなり降り始めた雨。
急いで支度して家を出る。
バス停に向かう道。
昔は家が並んでいた細い道。
新しい道路を通すために、と、一面野原になりました。
ふと足元に目をやると、四つ葉のクローバー。
柔らかい雨はもう止んでいて、小さい葉に雫がのっていました。
あたしも、こんな存在でいれたらいいなぁ。
なんでもないことだけど、気付いた人の気持ちを、ほんの少し温かく出来る、元気をくれる存在。
そんな、なりたい自分に近づけるように、今日も笑顔で頑張ろうと思います♪
急いで支度して家を出る。
バス停に向かう道。
昔は家が並んでいた細い道。
新しい道路を通すために、と、一面野原になりました。
ふと足元に目をやると、四つ葉のクローバー。
柔らかい雨はもう止んでいて、小さい葉に雫がのっていました。
あたしも、こんな存在でいれたらいいなぁ。
なんでもないことだけど、気付いた人の気持ちを、ほんの少し温かく出来る、元気をくれる存在。
そんな、なりたい自分に近づけるように、今日も笑顔で頑張ろうと思います♪
夏時間。
春から夏にかけての、18時台が、一年で一番心が安らぎます。
夕陽が沈んでもまだ、空は暗くならない。
西の空から東の空へ、深い深いグラデーション。
紫から紺へ。
曇りの日は、部屋の明かりを消して、床に座って空を眺めます。
雲はほんのり暗い紫色に。
向かいの家のオレンジの明かりの中で、小学生が飛び回る。
静かな部屋の中。
ベランダにのびたキウイの蔓の深い緑がくっきり空に浮かんで、あたしに語りかける。
腰にあたりに、暖かなぬくもりを感じて振り向くと、猫。
「一緒にいるよ」って、目を見つめてくる。
ずっと見つめていると、空はだんだんピンクに見えてくる。
庭の月桂樹が風に揺れて、大きな影をおとす。
やがて空は薄い青みがかった黒になり、隣に座っていた猫が、たちあがる。
「ただいまー」
お母さんが帰ってくる。
「なぁに、あんたは電気もつけないで。何してたの?チロの散歩行った?」
「おかえり。行ったよ。お風呂も洗ったから、あと溜めるだけ。」
いつもの会話。
いつもの、母の疲れた表情と、笑った顔。
やせ細った体を、後ろからながめて、「ありがとう」って、胸の中でつぶやく。
この時期のあたしの、休みの日の夕方の過ごし方。
夕陽が沈んでもまだ、空は暗くならない。
西の空から東の空へ、深い深いグラデーション。
紫から紺へ。
曇りの日は、部屋の明かりを消して、床に座って空を眺めます。
雲はほんのり暗い紫色に。
向かいの家のオレンジの明かりの中で、小学生が飛び回る。
静かな部屋の中。
ベランダにのびたキウイの蔓の深い緑がくっきり空に浮かんで、あたしに語りかける。
腰にあたりに、暖かなぬくもりを感じて振り向くと、猫。
「一緒にいるよ」って、目を見つめてくる。
ずっと見つめていると、空はだんだんピンクに見えてくる。
庭の月桂樹が風に揺れて、大きな影をおとす。
やがて空は薄い青みがかった黒になり、隣に座っていた猫が、たちあがる。
「ただいまー」
お母さんが帰ってくる。
「なぁに、あんたは電気もつけないで。何してたの?チロの散歩行った?」
「おかえり。行ったよ。お風呂も洗ったから、あと溜めるだけ。」
いつもの会話。
いつもの、母の疲れた表情と、笑った顔。
やせ細った体を、後ろからながめて、「ありがとう」って、胸の中でつぶやく。
この時期のあたしの、休みの日の夕方の過ごし方。