C-CHERRY -31ページ目

明けない夜はないってことを。

明けない夜はないってことを明けない夜に考えた。


森山直太朗。



聞いてて、考えないようにしてたこと全部あふれてきて、どうしようもなく苦しくなりました。



ちょっと前に、飼い猫がいなくなりました。

彼は、とても体の弱い猫で。去勢前は、それでも毎晩出かけては大怪我をして帰ってくる子だった。
一番ひどかったのは、横腹に穴が開いて、左足が取れそうになって帰ってきたこと。

まぁ、その怪我は奇跡で完治したんだけど。
去勢後はすっかりおとなしくなっちゃって、まるまる太っちゃって、びびりで弱虫で、でもいつも穏やかで、とってもいい子だったんです。

あたしはみんなの前ではいつも、彼をばかにしたりして笑ってて、でも大好きで、夜中布団に入ってくることも、意外と声がかわいいことも、たまに甘えて抱っこしてくることも、全部全部いとおしかった。
まっしろな長い毛並みと、金色の右目、ブルーの左目。


2ヶ月くらい前に、なんかちょっと変だな?って思ったの。
なんでもなくて、普通なんだけど、なんかちょっと違和感。

あたしがあまりにしつこく「おかしいよ」っていうから、お母さんがしぶしぶと病院に連れて行った。



腎臓がほとんど機能してません。余命、、長くて200日くらいですね」


もともと腎臓が弱かった。
いつも寝てばかりいるから、ぜんぜん気づかなかった。

病院から薬をもらって飲ませたら、血尿がとまらなくなった。
薬のせいじゃなくて、たぶんストレスだったんだと思う。

急にご飯も食べなくなった。水も少ししか飲まない。
一日中あたしのベットの上で丸まって過ごす。


ある日突然、外にでかけていって、帰ってこなかった。
その日はとても寒くて。
雨が降っていて、とても、とても寒くて。


きっと、自分の最後が目前に迫っているのを悟って出て行ったんだと思う。



猫は、死期が迫ると家を出て、誰にも知られずに死ぬっていう。
彼もきっと、家族が悲しまないように、って、出て行ったんだ。



あたしはいまもまだ、死んだとは思ってない。
忘れたころに、ひょっこりと、なんでもない顔して玄関の前に座っている気がするのだ。
「開けて」って泣いて、足元に絡まるようにすりよってくるんだ。

いつか、絶対、帰ってくる。



だから、悲しくない。
大丈夫。悲しくない。


だから、考えない。
ただちょっと遠出してるだけ。
考えない。




あの子は大丈夫。




だって、明けない夜はないのだから。

もー!!!!

めんどくさいーーー。。


ストーカー。うざい。きもい。きらい。こわい。





平気なふりするけど、実際はさ、普通にさ、やっぱりさ。。







こわいよーーーーーーーーー水滴




だって、力じゃ敵わないの分かってるし。

やだな。



不安が胸いっぱい張り裂けそう。

青い花。

勿忘草。

小さい頃から大好き。

数年前あたしが福島に戻ってきた年に、父が庭に植えてくれました。


野生のものよりも力強く大振りな花。

今の季節、すぐくじけそうになるあたしだけど、出かける時に目に入る青い花に元気をもらえます。




野生の勿忘草には優しさをもらえます。




春1番に咲いて、のんびり咲きつづけるオオイヌノフグリも好き。
露草の花も好き。


1番好きなのはブルースター。

花屋さんにも種屋さんにもない花。






あたしは青い花が好き。