花と紅茶で、日常に「ほっ」と一息の豊かな時間を♪

白岡のプリザーブドフラワースクール&ショップのFlower sweetです。

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おはようございます♪

連休、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日はちょっと暑くなるようですね!

暑い季節の定番のカレルチャペックさんの水出しシリーズが

先週入荷するように発注をかけたつもりが入荷せず

電話で確認したらFAXが届いていないと・・・

(意外といまだにFAXで発注しないといけない業者さんもおおかったりする・・・)

少しまえに電話を買い替えたのですが、よく見たらFAX送信の際の用紙の向き(裏表)が

今までの電話と反対でした。。。なので白紙の面を送っていたようです・・・・・・

1人でやってるからだれにも怒られないことが救いです。

で、5月1日に入荷いたします☆よかったよかった♪

 

 

今日は日曜日なので読書日記。

先週、読書インスタにアップした記事です

 

小川糸

【喋々喃々】

大好きな小川糸さん。

私の好きな作家さんランキングで

もしかしてマハさんを抜いたかもしれない・・・

 

糸さんのふんわりと

優しく

柔らかな文体と

繊細で

儚い言葉たちが

いつもいつも

じんわりじんわり

心にしみます。。。

 

今回は大人の恋のものがたり。

かなり分厚いのでどんな内容なのか?と思っていましたが

さらさらと

ゆったりとした時間が流れ

季節の移り変わりとともに

二人の距離が少しずつ少しずつ変化していく物語に吸い込まれ

あっという間に読み終わりました。

 

糸さんの物語に出てくる景色や食べ物たち。

糸さんご本人が

食べる

ということを

日々丁寧に丁寧に

愛情を込めて

心を込めていることを感じます。

 

 

アンティークの着物屋さんを営む主人公の栞。

お茶会へ来ていく着物を探しに訪れた春一郎さん。

まったく違う世界で生きる二人だけど

同じ景色を見て

同じ空間で過ごし

同じものを食べて

同じ気持ちを感じる心地よさ。

二人の重なった時間がどんどん積み重なって

二人の時間が色濃くなってゆく。

 

 

花を愛でて

月を愛でて

季節のものを食べて

二人のココロとカラダに同じものが流れていくということで

どんどんと距離が近づいていく。

 

近づいてはいけない相手だけど

生きているから

気持ちは湧いてきてしまう。

人の気持ちというのは

体が反応して

勝手に湧いてくるもの。

生きている証。

 

それは自分の中の無意識の世界だから

春がくれば芽吹くように

夏になれば葉が茂るように

秋がくれば赤く染まるように

冬になれば落ちてゆくのと同じような

自然の流れ。

この世の仕組み。

 

 

そんな流れに逆らわず生きていくことができる人ばかりではないし

それが世間一般的には正しくない。とされる事だとしても

正しいとか、正しくないとか

間違ってるとか、間違っていないとか

人の気持ちに

正しいも

間違っているも

気持ちに答えはない。

誰かが誰かの気持ちをジャッジすることはできない。

ということだけ。

 

その沸き上がった気持ちに

従うのか

味わうだけなのか

眺めるだけなのか

気づかないふりをして

無かったことにするのか

そもそも気持ちを感じないことに慣れすぎて

気づきもしないのか

それはその人にしか分からないこと。

 

 

 

美しい景色を見た時に

美味しいものを食べた時に

ステキなものに出会った時に

 

一緒に見たい

一緒に食べたい

一緒にいろんなことを感じたい

 

家族でも

友達でも

恋人でも

自分の人生の中にそんな風に思える誰かがいるということは

この上なく

満たされて

幸せな事なのだと思う。

 

 

1人で過ごす時間も大切

1人で味わう時間も大切

 

でも

誰かと過ごす時間

誰かと味わう時間は

 

同じものを

見て

食べて

感じるという

与えられたこの肉体の

五感をしっかりと

使い

味わい

一緒に過ごし

積み重ねることで

自分の人生を何倍も何倍も

色濃く豊かにしてくれる。

 

 

誰かと過ごす時間の中で

「食べる」

という機会が一番多いのは

「食べる」

ということが

一番ココロを開き

ココロを通わせる近道なのだと。

 

 

「食べる」ことは生きること。

生きるために絶対に必要なことだから

同じものを食べることで

食べる時間を過ごすことで

一緒に「生きている」感覚が強まるのだろうか。

 

 

そんな「食べる」ことで

近づき重なった物語の中の二人の時間は

たんたんと

穏やかで

優しく

心地よく

美しい時間が

ただただ

静かに流れていました。

 

 

物語りに出てくる谷中の街を

着物でのんびりお散歩してみたい♪

 

 

 

おいしいものは

やっぱり好きな人と食べたい♪

 

これからも

おいしいものを一緒に食べたい人に出会える

人生でありますように♪

 

今日も素敵な1日を☆