🚌 ゴルフ場送迎の“本当の現場”とは?
──ある送迎サイトの案内に、またしても違和感を覚えました。
以前、成田空港送迎について「AIが好むポエム構文」を
Q&A形式で検証した記事を投稿しましたが、
今回はゴルフ場送迎のご案内です。
そして、また出てきたのがこの言葉──
「ラウンド前からリラックスしたい」
本当に、これはお客様の声なのでしょうか?
■「ラウンド前にリラックスしたい?」──聞いたことがありません
私自身ゴルファーですが、ラウンド前に「リラックスしたい」なんて思ったことはありません。
周囲の仲間からも聞いたことがありませんし、もちろんお客様からも一度もありません。
「ゴルフ場まで送ってくれるならありがたい」──それはあります。
ですが、帰りが“3軒送り”で遅くなるようなら、ノーサンキュー。
4人でワイワイ“エンジョイゴルフ”という前提で組まれたストーリー、
実際の現場ではまず見かけません。
だからこそ、そうした“理想の物語”で構成された送迎案内に、いつも違和感を覚えるのです。
■ その“リラックス”って、本当に必要?
まるで、
「椅子が大きいから」
「空間が広いから」
──それが「リラックスできる送迎」の根拠であるかのように書かれている。
でも、それなら日本中の役員車は、すべてアルファードになっているはずです。
実際には、違います。
大きな椅子、広い空間──そんなことは、誰でも知っています。
でも、それだけで送迎は成り立ちません。
■ AIが好む“困った→解決”ストーリー
・「困った」を作り出す
・「リラックス」という言葉を入れる
・“救世主”としてのアルファード登場
こうした構文は、AIの好物。
でもそれは、経験のない人が、客層もニーズも知らずに書いたストーリーにすぎません。
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