「人が生きていくためのお手伝いをしなさい」

 

 

 

たまたま読んでた本に

そんなセリフが書いてあった。

 

 

 

とても短い言葉なのに、すぅ〜と入ってきた。

 

 

私ごとで言えば

仕事が年々増えている。

それは、とても嬉しいこと。

 

 

だけど同時に

仕事が増えれば増えるだけ

「私って本当にできることが少ないなぁ」

と思わざる得ない。

 

 

 

 

 

その意味は、

 

増えれば増えるほど

広がれば広がるほど

色んな人からの協力をお願いしないと、進んでいかない。

 

 

 

それは単に

「1人で出来るキャパを超えた」

と言う、

仕事量のことじゃなくて

 

 

 

自分が動けば動くだけ

誰かに助けてもわないと生きていけないし

それってある意味

迷惑をかけていくことでもある。

 

 

 

 

 

そう言えば、以前

とあるイベントで

 

 

「発達障害のこどもを連れて行きます。

迷惑をかけないように

よくみていますので、どうぞ参加させてください」

 

 

と言われた。

 

 

迷惑をかける方

お手伝いをされる方は

とても肩身が狭い。

 

 

与えられる人は、なぜだか弱い立場に自分を追い込む。

 

 

でも、実際は

迷惑をかけるのは当たり前。

 

 

 

 

 

何かをする時、

私たちは必ず誰かを巻き込む

 

 

いや、生きているだけで

誰かに必ず迷惑をかけている

 

 

そして、誰かに迷惑をかけら、

誰もが

「今、ここ」にいる

 

 

 

 

 

お互い様。

 

 

 

 

 

さらに言うと

そうやって、お手伝いを実は私たちは

気づかないうちにしているし

そうやって、持ちつ持たれつでこの世界は動いているんだな。

 

 

と思う。

 

 

もっと言うと

迷惑をかけられることによって

私たちは、自分で気づかなかった本当の自分の在り方

考え方、人生観を

強制的に、うきあがらせることでもある。

 

 

それって相乗効果以外

なにものでもない。

 

 

 

 

だから、決して迷惑でもなんでもなくて

人が生きるお手伝いを

させてもらうことでしかないんじゃないかな。と思う。

 

 

 

 

私ことに戻りますが

今までのことを振り返っても

必ず、そこには

 

 

「私を支えてくれている人」

 

 

 

がいた。

 

 

 

自分の無力さを知る時

人は、人に支えられて、生きるお手伝いをしてもらっていることに気づく。

 

 

すると、

「自分も誰かの生きるお手伝いをしよう」

自然に循環していくのがこの世界の「仕組み」なのかもしれない。

 

 

 

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