もし・・・

 

 

 

あなたの大切な人が

たった1人で歯をくいしばって
頑張っていたら
あなたはどうしてあげたい??
 

 
 
ひょっとしたら
「愛する人のために、
なんとか
自分を抑えて、がまんして、迷惑をかけないように
尽くしていきたい」
 
 
という「愛」を
相手に向けてきた人が多いんじゃないかと思う。
 
 
 
 
 
 
こどもでいうなら
「大好きなママに迷惑をかけないように
良い子にする」
 
 
というコトがママの愛し方だったという人も
少なくないと思う。
 
 
 
という私も
こどもの頃、日々仕事と子育て、家のことで
とっても大変そうな母を見て、
自分の苦しみや悲しみを言わずに
大丈夫な子をやってきたな。って思う
 
 
 
 
愛する人を大切にしたい
本当に愛したいから
自分を抑えて、本当のコトを言わないで
あらゆる我慢もできちゃうんです。
 

 
 
 
原点は

愛する人を
困らなせないで、笑顔でいさせるため
 
 
 
 
 
でも、今になって
 
苦しみや抑圧を抱え
自分ひとりで戦うコトが
相手を愛することなのかな?と
 
思う。
 
 
 
 
 
 
というのも、私自身
親になって思うのは
 
 
 
 
 
愛する娘が
一人で苦しみを抱え
孤独にがんばっていることを知ったら

助けてあげたい!
力になってあげたい!
そして、「苦しい」って言って欲しい。
 
 
 
 
そうやって、
娘の力になっていくコトが
私の
「愛し方」なのだから。
 
 
 
 
この「愛し方」について
以前、こんな記事を書いたので
ぜひ、参考にしてもらいたいな。
 

 
 
 
 
 
もし、娘が私を愛するがあまり、
迷惑をかけないで
耐えていたのなら
 
 
 
「もっと、迷惑をかけてもいいよ。

一人でがんばらなくても良いよ。

ママにあなたの荷物を半分持たせてください。

そうやって、あなたを愛させてくれてください」



って言うだろう。
 
 
でも、これは

愛してるから
迷惑かけて欲しい
 
なのに、
何も言ってくれないなんて
信頼してないのかな???
 
 
というように、
愛がどこか微妙なところで絡まっていく。
 
 
 
本当は
愛してるから
迷惑かけたくないという相手の気持ちがあるのに・・・
 
お互いを思いあっている
「愛」なのに
こうして、行き違いが生じてしまうことって珍しくない。
 
 
 
 
でも、本来、愛は
くるくると循環しているもの
 
 
 
 
どちらかが
「よかれと思って、独りよがり」
をした瞬間
それは
「愛の勘違い」になってしまう。
 
 
 
 
 
だから、私は
極力、愛の勘違いはしないように注意を払っている。
 


例えば
「どうしたら愛されていると思えるの?」と
直接、娘に聞いてみたり
 
 
逆に娘に
「ママはこういうように、あなたを愛してるけど、
それってママからの愛だと受け取れている?」
 
 
と、いう具合に
確認し合うコトが大切なんじゃないかな。
と思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
いくら
わかり合っている親子でも
長年連れ添った夫婦でも
とても仲が良い友達でも
 
お互い、求めている愛と
与えている愛が
違うコトなんてよくあるからだ。
 
 
 
 
 
 
そして、もう一つ
 
 
 
愛する人が、
私に愛をくれていない気がする
 
または、愛されている実感がない
愛されているかわからない
 
 
というのもある。
夫婦関係などにはよくあるコトですよね。
 
 
私の場合は「兄」との関係がまさにこれ。
 
 
というのも
私の兄は、病気で意識がなく、
ずっと寝たきりなので


 
私たちに
「愛してるよ」なんて言葉で伝えるコトもできなければ
行動で示すコトすらしてこない。
 
 
じゃぁ、
私が欲しいカタチの愛をしてこないから
兄は私たちを愛してないの?
というと
 
 
それは「NO!」
 
 
じゃ、兄はどうやって私たちを愛しているの?
というと
 
 
私たちは、兄を愛してる。
だから、私たちの愛を
こんなに出させてくれて愛するという経験を与えてくれている。
今日、1日、兄が元気でいるという
喜びを与えてくれている。
 
 
 
すなわち
愛させてくれることが
兄から送られている愛だ
 
と、思うのです。
 
 
 
 
 
親子セラピーコースで、
愛の循環の授業をしたのですが、



 
上記の例と同じように
ハンディキャップを持っているお子さんが
自分たち家族を「愛してる」と言えないし
なかなか、愛を見出せないというご質問をもらい、
 
 
 
私はこんな風に伝えてました。
 

 
 
 

彼らは

いろんな人の手を借りながら生きているのは

 

彼らに何かをさせてもらうことが

彼らからの愛なのです。

 

 

 

ハンディキャップを持っている子は

そこにいてくれるだけで

私たちに無条件の愛を湧き上がらせてくれる。

 

 

それこそが

 

私たちの中で

最も大きいものを与えさせてくれてるし

大きいものを受け取ってくれている。

 

 

それこそが愛の循環で

愛をくれているということなんだなと思う。

 

 

 

でも、なかなかそう思うのは難しい。

だからこそ

「愛の見方をひっくり返さないと

理解が難しい」

 

 

 

と。

 

 

 『求めていた愛と与えてくれていた愛が違っただけ! ~8回目・木曜日クラス~』親子セラピーとは【こどもはママのちっちゃな神さま】の著者親子セラピスト®創始者 長南華香が考案したオリジナルセラピー 【人生は自分で創る】胎内記憶・心理学・脳…リンクameblo.jp


 

 

 

愛は、自分が思っている範囲を軽く超えている。

 

 

 

それだけ

いろんな「愛のカタチ」があって

「いくら学んでも、結局はわからないもの」

なのだから。

 

 

 

 

 

でも、せっかくこうしてこの地球で共に

「愛し、愛される関係を紡ごうね」

と縁を結び合って来たんだもの。

 

 

 

 

 

今、置かれている

 

親子関係

夫婦関係

人間関係を

 

もっとも〜っと

高〜い視点から見ようと心に決めた時

 

私たちは、初めてこの人生における

愛の勘違いを解くコトもできるし

自分の考えた愛や

思うカタチの愛に

執着しなくなってくる

 

 

これを宇宙の視点と呼ぶのかもしれないし

覚醒と呼ぶのかもしれません。

 

 

 

でも、そういう

視点の逆転が起きた時

 

 

 

 

 

私たちの中で

「愛のひっくり返し」が難なくできるようになり

 

 

 

いままで絡まっていた愛の糸が

優しくほどけていく

 

そして、そこから

結び直しができる

 

 

その時に

もうひとつ上、もう少し次の

「愛し愛される」という

真のパートナーシップに移行していけるんじゃないかな

 

 

 

 

 

と思います。

 

 

 

 
そして、最後に
これだけは忘れないで欲しいことを一つ
 
 
 
 
 
 
生きてる間
あなたは
1人じゃない
 
 
必ず、あなたを愛し
あなたを助けたい人がいる
 
 
そして人は
 
愛する人に頼られることで
自分が知らなかった
大きなチカラを
出して
本当の自分を知るようにできているのだから。