こんばんは。華香です。

今夜も徒然のお時間がやって参りました。
なぜかひっそり更新してるのですが
夜だからでしょうか?
皆さん結構見てくださるようです。




2日前の深夜
兄が呼吸困難で、病院へ運ばれました。

息が出来ない危険な状態で
そのまま集中治療室へ入りました。

兄は青年期に病気を発病し
現在は、車イス生活をしています。

子どもの頃から、身体が弱く精神的にも細やかなタイプなので
親はそんな兄に手を焼き、そして親として至らないと、常に罪悪感を抱いてました。

だからでしょうか。
私は、心配をかけてはダメ。
一人で生きないと行けない。
そして、一刻も早く大人になって、お金を稼いで家族をラクにしてあげたい。

そんなことばかり考えてました。

だから、弱音を吐かないで甘えられない性格になったのかな?なんて思うのですが
それは、誰のせいでもなく
自分で選択した事。

気丈に振る舞う事が私の生きる術だったと
勝手に選択してました。



それはさておき

兄が倒れた2日前
講師の授業を終えて、急いで病院へ向かいました。

病院へ向かう途中、母が
「お兄ちゃん、長生きできるかな…」と
思わず漏らした言葉に

「ママは進歩がないね笑」
と言うのが精一杯でした。


母とICUに入り
呼吸器に繋がれた兄を見て、
正直泣きそうになりました。


つい、4日前
一緒に食事をした。

その時、出版の事をとても喜んでくれた。
「お前は頑張ってるな」と言ってくれた。

昨日の夜、ラインで
「お前の本、追加してAmazonで買ってやったぞ」
とメッセージをくれた兄。



ケンカばっかりだったのに
Amazonキャンペーンでも買ってくれて
妹の思いを叶えようとしてくれた兄。

なのに今はベッドの上で繋がれている。。


私は兄に
ヒーリングと言う道具を使って祈る事しか出来ない。

でも、祈りは
この地球で一番最強だと知っている。


祈りこそが、真のパワーで
真っ直ぐ、即座にスピリットに届き
奇跡を起こす事を
私は誰よりも知っている。

私の祈りと兄のスピリットが反応して
最大の生命力を発揮する事も知っている。


祈りを媒体にして
兄の強い光りを感じた時


「大丈夫だ! だからお前はもう帰れ。
早く仕事に戻れ!」

と、ハッキリと声が聞こえた。

その兄の声を聞いた瞬間、
兄は意識を戻し、
また眠りについた。

私は、そんな兄を笑う事しか出来なかった。


兄の言う通り

急いで帰り、セッションをし、
夜は書類を作り
イラストを描き、デザインをし
深夜まで仕事をこなす。


そして今朝も、いつものように
講師として授業をし、雑務をし
フェイスブックで出版記念パーティーの告知を
呑気にする始末笑。
出版の応援ページが出来た事で
それを眺めては、心底「ありがたいなぁ」と思う。


何故なら兄から
「仕事をしろ」と言う声が聞こえたから。

だからそれをする。

兄の状態を忘れ、ただいつも通り淡々と働く。

これこそ
「問題にチカラを与えない」と言うことだから。

与えるのは、祈りを通じて
兄の弱々しい姿を見ている自分を訂正する。

夕方、新宿に向かう電車の中

母から

「お兄ちゃん、峠を、越えたよ。
もう、大丈夫だよ!」

と連絡をもらった。


私は、「あ、そう」と答えただけだった。


だって、すでにスピリットとスピリットが
「大丈夫!心配するな」って
コミニケーションが取れていたから。

あとは現実が、それに追いついて
追体験するだけ。

祈りとは
神さまとのコミニケーションツールだと心底思う。
祈りの力学は、何を持っても叶わない。


自分の間違った思い込みを訂正し
相手の真の姿を真っ直ぐに見る。


これこそ、思考の宙返りであり
ひっくり返しを起こす事だから。

祈り、そして笑い

この二つは最大限の威力を
いつも私に見せてくれる。

どんなに辛いときも。
どんなに嬉しいときも。