こんばんは。華香です。
今日は
去年の6月のお話をシェアさせてくださいね

私がここ数年
学んでいる
『奇跡のコース』繋がりで
お世話になっているご夫婦が
ニューヨークへ行ってきた話を聞きました

奥様は、NYに行った記念に

『旅行中に黄緑の蝶蝶を見せてください』

と、スピリットにオーダーしたそうです。

そして、旅行中

ご主人とホットドッグを買って食べていたベンチに、
黄緑の蝶蝶のシールがペタリと貼ってあったそうです

スピリットは
『あなたを見てますよ!祈りは届けられていますよ』

といつも側にいるメッセージをくれるのです…と

そのお話を聞いて
本当に素敵だな~と思った翌日に
私と、母と娘の3人で長野に出かける事になっていました


せっかくなので、私も旅行中にスピリットにお願いしてみよう

そう思い、、、

同じように
『長野の旅行中に黄緑の蝶蝶を見せてください』

とスピリットにオーダーしました



そして1泊2日の旅行中

安曇ので訪れた
『いわさきちひろミュージアム』

スピリットが側にいる理由として
私が見せてもらった黄緑の蝶蝶は
こちら


(手前は娘です)

この絵、、娘とよく似てるでしょ~

髪型も年齢も同じくらい
そして頭に黄緑の蝶蝶

見たーーーーー!!


と思ったの

ですが、、、

よく見ると
これ、
蝶蝶じゃなくて

『さやいんげん』

でした。。。。。。


母と二人で、テラスでお茶しながら

母に
「スピリットに『黄緑の蝶蝶を見せてください
とオーダーしてたんだのに
蝶蝶だと思ったのが『さやいんげん』だったんだ~」という話をしました


残念でした…

改めてもう一度
スピリットに『黄緑の蝶蝶を見せてください』と
心の中でオーダー

すると、キッズルームで遊んでいた娘が

『はい!これ。』と言って
差し出してくれました



もしかして、、、これは

そう!黄緑の蝶蝶


娘に『どうしたの?どうして描いたの?』と聞くと

『ママのスピリット~』

私『えっ!!』

『ママのスピリットが黄緑の蝶蝶みせてくださいって言ってたよ!』

とお話してくれました

黄緑の蝶の話は、母にしかしてなかったのに

全く違う場所にいた娘が
その祈りを感じていたなんて…

スピリットは
黄緑の蝶をアイデアとして使い
それ以上のものを差し出してきました

それは
「娘と私の心が繋がっている」
という事

黄緑の蝶を見る事よりも、
もっともっと大切な事に気づかせてくれたのです

スピリットは祈りをアイデアとして使い
私達の祈り以上のものをいつも見せてくれます。
しかも、予想もしていなかった喜びと気づきを手に持って


そして帰り
高速のパーキングで娘に食べさせたラーメン
すると再び
『ママのスピリットだよ』
という言葉


彼女のスプーンとフォークにも黄緑の蝶蝶が



だめ押しまで…

なんてスピリットって優しいのでしょう
スピリットはなんて愛情深いのでしょう




家に帰って、この一連の話を旦那さんにすると

『スピリットすごいね!オレもスピリットにあやかって旅行行きたい!!
スピリットとどっか行こうぜ~』

という流れに


旦那さんと私は、結構旅行に行っているので
旦那さん曰く

『華ちゃんが本当に行きたい所に行こう!お金とか関係なく
心残りが無い所に行こう!
だってスピリットがやってくれるんでしょ。平気だよ』

って。。。

そう言われた瞬間
私には1つしかなかったのです

それは

『兄をニューヨークに連れて行くこと』


私の兄は病気で車いす生活をしています
手足も動かないので
いつもだれかの力をかりながら生活をしています

私が会社員になる前
一人でニューヨークに行ってきた時
兄は

『お前は自由でいいな…オレ、死ぬまでに行けるのかな…
オレも自由の女神が見たいな
でも、、きっとムリだな。この身体じゃ』

と言ってました

それから15年
私は、自分がどこか旅行に行っても
自分ばっかりがいろんな経験をして
兄に自由の女神を見せてあげられない自分に
腑がい無さを感じる日々を過ごしてました

申し訳ない
私だけ

って。
本当はこんな思いいらないのに…
でも人ってね
大好きな家族を前にすると
罪悪感が出てきてしまうのです

それが、ある意味『愛』の思いから発生してしまうのです

原因は愛、、、結果は罪悪感
その縮図はきっとスピリットからすると
荷物でしかないのだけれど

荷物を持ちたいのが私たち…

そして、いつしか
兄の身体は私のせい
だから
兄の分まで生きよう
兄の分まで様々な経験しようって縮図ができていたのです
(って、兄には本当に失礼でした…苦笑)

今はもうその思いは変わってしまい
私が悲劇のヒロインでいたかっただけなのです


話はずれましたが
そもそも「黄緑の蝶蝶」の話は
ニューヨークで起きた出来事

だから、このスピリットのアイデアの源となった
ニューヨークに
ひょっとしたら連れていけるかもしれない

黄緑の蝶蝶が、私に思いきった行動を取らせる勇気をくれ
ニューヨークまで運んでくれるのかも…と

この事を旦那に話すと

『じゃ、お兄ちゃんつれてニューヨーク行こう~~♩♩』

って…

なんて軽やかな人

で、私たち家族間では
あっという間にニューヨーク行きが決まってしましました。

もし、行くとしたら来年の4月中旬

なぜなら旦那さんと私のお誕生日が4月12日。

ついでにもって結婚記念日もこの日

すなわちこの日は
我が家はお祭りなので
休みを取って旅行に行くのです

彼も毎年、このあたりは会社をお休みできるので
2015年の4月に
ニューヨークに行こう!!という事になりました



でもね、問題は連れていきたい私の兄

普通の身体ではない彼を
どのように連れていくのか?

飛行機の中の時間に身体は耐えられるのか?

ホテルはどうか?

移動はどうなのか?

車イスでも競技用の200kg超えの電動だし
大丈夫かい?

思考がグルグルします

本当に行けるのか…

そして当の本人が何て言うか…




ニューヨーク行きの話を兄にすると

『俺、行かない…いってらっしゃい』って
バッサリ

兄の心は閉ざしたまま…切られました


やはり身体の事が気がかりだそう
どうやって行くのか。普通の生活もままならないのに

無理。。の一点張り

もし行けたとしても
誰が介護するのか
お金はどうするんだ

などなど色々

でも彼の中で
一番行きたくない理由は

『自由の女神を見たら、もう生きて行く希望が持てない
夢が叶ったら、生きて行く方法が見えなくなる
だから行きたいけど怖いから行かない…』と

兄の痛い所に触れる

でも、そんな痛みも
私は全部、全部受け止める

大変な大変な話し合い

私のむき出しの思い
兄の様々な背負ってきたドラマの思い

私は背負った兄への罪悪感


けれど

『自由の女神は終わりじゃない!
あなたはそこから生きる希望を持つの!!
それを手伝わせて』と

本当の私の気持ちを伝える事数回


お金は全部、私が出す
ヘルパーさんの分も私が出す

だから、私に着いてきて

私を信じて…。。。。と


黄緑の蝶蝶が手渡してくるものは
ただのアイデアや
フワフワした美しさだけではない所まで連れて行きます

そんな最中

またしても事の発端
『奇跡のコース』のカンファレンスが
ちょうどその時期に
ニューヨークで行われる事となりました

コース発祥の地ニューヨークで、
世界のコースの教師達が集まってシェアリングする会

ますます行きたい!

といいつつ英語が分からない私

でも、日本で学んでいるグループやお世話になっている
ニューヨークの奇跡のコースのセンターが
同時通訳を行うという話まで飛び出し

私のお友達もこぞってこのニューヨークカンファレンスに参加する
っていうものだから

そして、そこには
黄緑の蝶蝶の話をしてくれたご夫婦も参加されるとの事

この奇跡的な組み合わせ…

でも…だからと言って
兄を無理矢理連れ出す訳にもいかない

どうしよう…

そしてスピリットには
『みんなでニューヨークに行きたいです』

ではなく


どのような状況でも、兄の本当の姿を見れるように
兄の強さと自由をみれますように

…と
それをお願いし続けました


で、その後は
行くとも行かないとも返事はなく
ある日突然

『俺、ロスも行きたいんだけど』ってボソリ

私『(あ…行く事にしたのね)はい!かしこまりました。ロス経由で行きましょう』


自然と旅行に行く手配が始まりました。



けれど、最後の砦は父

一緒に家族で行こう!と言っていたはずなのに
お金の問題で
「いかない!」と言い出す始末


今度は父との関係性がスタートしました

旅行に行くというのは
きっかけに過ぎず

私と家族の真の関係を見て行く…

私が無条件に愛されている事を学ぶ
お金を題材にした
涙のレッスンが始まったのです

黄緑の蝶蝶、ホントに渡すな~~~

細かい事は割愛しますが

家族で心の勉強会をスタートさせました

心が愛以外のものに捕われているとき
私達は本当の愛が見えない

その変わりにお金を見る

けれど、お金は愛の手段でしかない
本当に欲しいものは

愛だったんだ

そしてそれはすぐ近くにあったんだ

この真実を
家族で一緒に目撃していこうと…

くる日もくる日も
家族間でむき出し合いのレッスンと勉強会
シェア会を行いました


でも、最後の最後までこの問題は難しく

父の思いも良くわかる
でも、私の思いも分かって欲しい

思いっきりやり合いました

私は父からの愛が欲しかった

ずっと私は愛を渡し続けた


でも、自分にウソはつきたくないので
正面きって思いを伝え
ぐちゃぐちゃな顔になりながら
今の精一杯のむき出しの愛で
全身全霊、父に伝え続けました


家族間の愛のやりとりほど
難しいものはないですね

本当に、鍛えられます…




で、ね
そんなこんなで


相当割愛しますが


結果的に
明日、家族そろってアメリカへ行く事となりました

この旅行で私は

「家族の本当の強さ
生きて行く希望
自由さ」

家族は大丈夫を共に体験したい

「かわいそうな家族」として見る事で
私がしっかり者をして、存在価値を見つけ続けてきた事

そのようにして、愛をつなぎ止めていた

私自身の足かせをいまこそ根こそぎ解れた所を
デモンストレートしたい

私の経験は私だけの経験ではないから
それをしっかり受け止めて目撃したい


みんなで「自由の女神」を見れたら

わたし、、、感激して泣いちゃうかも…笑


そして密かに
15年前、「自由の女神」に約束した

『みんなが喜ぶデザイン、生きる希望と夢を持ってもらえるようなデザインやイラストを描いて行こう
楽しみを与えられる物を創ろう
そして将来は必ずデザイナーとして独立する!!
そして、もし
この夢を叶えられたら、もう一度女神様に合いに来る…』と


そして今
その時誓った夢は
全て叶えられています

夢は当時
私が思い描いている方向以上に
大きくなり
更に色鮮やかに、豊に、喜びに満ちて叶えられています




皆様、暖かく見守ってくださいね