どうもちぇりくらです

 

こめーるさんのブログでもお話しました通り

ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございませんでした。

 

今後とも是非宜しくお願い致します。

 

さてさてタイトルにありますように

今回はCC01のフロントメンバーダウンのやり方及びメリットやデメリットのご紹介をしたいと思います。

 

まず【メンバーダウンって何ぞや??】という方にメンバーダウンについてご説明したいと思います。

CC01のようなフロントの足回りが左右で独立している足回りの構造を【独立懸架式:以下(独懸)】と呼びます。

実車で代表的な独懸車両はパジェロやハイラック等の印象が強いです。

 

当時リフトアップをする際に

前後がホーシングの車両ジープやランドクルーザー60~80は、かなり省略してしまいますが

コイルの自由長を延ばしたり、コイルソーサー(スペーサー)等を使いリフトアップしていました。

 

しかし独懸の車はフロントアームの長さで、伸ばし方向へのリフト量は構造的に2インチ辺りまでが限界でした。

そこで、それ以上にリフトを稼ごうとする方式として考えられたのがメンバーダウンという方式でした。

 

RCでいうところのサスマウント(メンバー)ごとフレームから放してしまうという方式です。

フレームとメンバーの間にブロック(スペーサー)を挟みメンバーを下げた分だけリフトが上がる仕組みです。

実車の話を続けると止まらなくなるのでこの辺でやめておきます・・・(笑

 

ではCC01でのメンバーダウンのやり方をご紹介します。

まず用意して頂く部品が数点あります。

 

・3x13辺りのビス5本(使うスペーサーの厚みに合わせてください)

・2mmスペーサーを10個(アルミ、プラスチック材質問わず)

 

以上です。

 

 

CC01のフロントメンバーであるサスマウントの5本のビスを取り外し

メンバーを離脱させます。

そして用意した長いビス5本を通し、スペーサーを2㎜を2枚重ねて4mmの厚さにし通します。

(スペーサーを接着し4mmにした状態にすると多少は作業が簡単になると思います)

 

 

そしてあとはビスを5本締め戻すだけです。

※切れ角UP等している車両は、ドライブシャフトのカップジョイントの外側と内側にOリングを1個づつ入れてください(左右合計4個)

最大舵角時にタイヤを回すとドラシャが脱落することがります。

 

 

これだけで実車スケールにして40mmのメンバーダウンが出来ます。

 

メンバーダウンすることで発生するメリットをご説明いたします。

 

・アッパーアームの加工にもよりますが4mm分ショック長を延ばすことが出来る(単純に4mmリフトアップ出来ます)

・フロント4mmのリフトアップにより、リアをリフトアップしても前後のバランスがとれ前傾姿勢を緩和出来ます。

・メンバーダウンによりフロントアームとステアリングタイロッドの角度が最適化されバンプステアが無くなります。

・ノーマル状態でショックを突っ張り、リフトするとポジティブキャンバーになり横転しやすくなりますが

メンバーダウンの場合は逆にネガティブキャンバーになりハンドリングが良くなりステアの応答が良くなります。

更にキャンバーが付くことによって斜め斜面(キャンバー走行時)の横転耐性が上がります。

※下記写真はノーマルアームの4.5mmメンバーダウン仕様です。

 

 

45度以上でも余裕で耐えます。

山切り(キャンバー時山側にステアを切ること)でも耐えます

谷切りでしたら更に耐えますね(笑

 

 

次にデメリットは

 

・外径の小さいタイヤを履いている場合4mm分メンバーを当てやすくなります。

 

以上です(笑

アプローチやライン取りで回避しましょう。

 

 

アルミスペーサーを使えばチラッと見えるスペーサーもカッコいいです?

 

お手軽に出来るので是非試してみて下さい。

 

ではまた次回!