最近、出版社の社長や重役の方々とのお食事会に、お招き頂く機会が増えてきました。いわゆる「接待」を受けるお席です。
先日お招き頂いたのが、九段下にある『茶懐石料理 寿白(じゅはく)』です。このお店は、文久元年(約150年前)に創業された、老舗お寿司屋さん「寿司政」がつくった会席料理のお店。
歴史を感じるお店の前に着くと、女将さんたち和装の女性陣が、入り口でお出迎え。お招きくださった「S出版の〇〇社長」のお名前を出すと、すぐにお座敷に通されました。
2階に上がると、お座敷は掘りごたつになっていて、立派な漆塗りの机。
掛け軸を見ると「高杉晋作」のお名前が。伺えば、高杉晋作が書かれた本物だそう。
お招き頂いた社長に、「【テーブルマナー
】の仕事をしている関係で、お料理の写真を撮ってもよろしいでしょうか?」とお願いし、無礼を承知で撮影。
緊張感ある間柄の方との食事会では、撮影はしません。でもある程度、お付き合いのある社長なので、撮影させて欲しいことをお願いできました。
まず、お料理が始まる前に、献立表が「巻物」で置いてある演出。これは結構、珍しいです。お香の香りがほのかにして、リラックスできます。

お料理が始まり2月なので、「節分」を意識した先付から。福を招き、邪気をはらう節分らしいお料理。社長や編集長とも、節分をネタに話がふくらみました。
器も盛り付けのセンスも、私ごのみです。お酒は、美味しい冷酒が色々とそろっています。青竹で出てくるため、残りの分量が分からず。さらに、社長たちとの会話が、あまりに楽しくて…つい飲み過ぎてしまいました。
椀物も、お造りもどれも、新鮮で素材の持ち味が活きていて、お酒が進みます。老舗のお寿司屋さんのお店だから、当然、お造りはお手の物。
どれも美味しかったのですが、中でも、シメに出てきた「鯛茶漬け」が一番、印象に残っています。
屋号に「茶懐石料理」としている通り、お茶碗には、お茶懐石に出てくるような、ほんの少しだけのご飯。ごはん党の私には、少な過ぎる量。
1.数枚、鯛のお造りをそのまま食べる
2.胡麻ダレと一緒に鯛をご飯の上に乗せて、お茶漬けにする
ご飯が足りなかったので、お代わりをして完食しました。胡麻ダレが濃厚で、鯛の淡白な味にぴったり。鯛の身の弾力が、胡麻ダレとうまく絡んでいきます。
他のお店でも何度か、鯛茶漬けを食べていますが、このお店の鯛茶漬けが一番「品」があって、私は好きです。
大作家になったような錯覚をさせて頂いた、極楽な時間&空間でした。ご馳走さまでした♪
☆この他の写真は、井垣利英『食べログ』をご覧ください。
http://tabelog.com/rvwr/000298746/
