映画の名セリフにすぐ影響受けちゃうのでね(笑)
「勇気がひとの心を変える」
そうだよね・・・大きな勇気でも、小さな小さな勇気でも・・・「勇気」大切なことです
アンパンマンも忍たま乱太郎もそう言ってます(爆)
さて、グリーンブックって・・・まだ人種差別が色濃いころのアメリカでの「黒人用の旅行ガイド」
つまり黒人でもOKのホテルやレストランが記されていたらしいのです
背景には人種差別があるものの、この映画は天才ピアニスト(黒人)と、イタリア系白人のテキトー男との友情の物語だと思います
そして実話だそうです
スイミングでご一緒しているお姉さまたちのおススメで観ましたが、最後はホンワカ心が温かくなる良い作品でした
天性の才能もあるけれど、おそらく大変な努力でピアニストとして成功した、でも孤独を抱えたドクター・シャーリーと、もとは黒人に対して偏見を持っていた大雑把オトコ、トニー・・・両極端な2人の心が少しずつ近づいていくのを、丁寧に描いています
そしてトニーにはお顔も心も美しい奥さんがいます
その夫婦愛も素敵です
そしてその奥さまドロレス、チャーミングな上に頭も良いです
物語の最後に初めて会ったドクターとハグしてドロレスが囁いた言葉・・・
Thank you for helping him with the letters.(←うろ覚え)
何もかもお見通し
ドクターと旦那様が良い関係なのを手紙から察して、嬉しかったのでしょうね
この映画ではドクター・シャーリーの素敵なピアノ演奏を聴くこともでき、それも作品に輝きを添えています
終盤の黒人パブでドクターの弾いたショパンのエチュード「木枯らし」には、ドキドキ
その後のバンドとのセッションではそれまでに無いとびきりの笑顔でした
「勇気がひとの心を変える」
ドクターが人種差別のより酷いアメリカ南部のツアーをわざわざ選んだことを疑問に思っていたトニーへの答えでした
ドクターとトリオを組んでいるコントラバスかチェロの演奏者のどちらかが、言っていたと思います