なんだかんだ文句言いつつも、海宝くんのイル・マットは、ファンにとっては面白い役だったので、再演希望です

自分用メモをもう少し書いておきますニコニコ

2018年12月
音楽劇「道」
日生劇場にて

キャスト
ザンパノ      草彅剛
ジェルソミーナ  蒔田彩珠
イル・マット    海宝直人
モリール     佐藤流司

まとまらないので、箇条書き・・・

*ジェルソミーナの亡くなった姉のローザのことが気になる
過去にザンパノとイル・マットとローザに何があったのかな?

ザンパノのセリフで「アイツ(イル・マット)は何も知らない、俺のことも、ローザのことも・・・」っていうのがあるけど、誰にきかれたわけではないのに、わざわざそんなこと言うなんて、本当は「知っている」んだろうな

イル・マットがお空からフワフワ降りてきてジェルソミーナを見つけた時のちょっと驚いたような、気になるような様子からも、そう思った

「男(ザンパノ)は過去から逃げる」というフレーズで、ザンパノがローザの死になんらかの負い目があるような気がする

*ジェルソミーナは公式のあらすじ通り「純真無垢」ではあるけど、知的レベルは普通であるという印象です
ただ教育を受けていないだけ

むしろ感受性豊かで、向上心があって、自分の生きる意味も探している、そういう意味では賢い女性であると・・・

どうして自分に楽な道を選ばないのかと、歯がゆく思うけど、それは人それぞれ・・・
憧れのイル・マットに誘われても、「(側にいるのは)自分しかいない」という思いでザンパノを待ってしまう
ジェルソミーナはそこに自分の価値を見つけてしまったから
イル・マットには「片目をつぶっているね」と言われていたけど

*ローザとジェルソミーナの母が、嫌い!
貧困のあの時代、子沢山で夫が逃げたら、あんなのは普通だったの?
長女が死んだら二女を売りこんで、そのくせ別れ際には「わたしの可愛いコ」と泣きマネして・・・
母親のショールを汚い物のように摘んで、西川大貴くんがおぞまし気に捨てたのには、スッとしたかもチュー

*海宝直人くん演じるイル・マットは哲学者であり、教えることもうまい
自分の価値を知りたいジェルソミーナにグローバルな存在意味を教えたり、トロンボーンを教える
海宝くんにあんな風に楽しく教えて、褒めてもらいたいわ爆笑(←バ〜かニヤリ

*横道だけど・・・海宝くんマットが「この小石にも(存在の)意味があるんだよ」みたいなことを言った時「その小石を二階のバルコニーの窓に投げてみなよ」と思ったのはわたしだけ?
(マリウスネタでした

*イル・マットは自分のことも他人のことも何でもお見通し
綱渡りで登場した時に「子供の時に床に落とされて(頭がおかしくなって)何も怖くないんだって」と言われていたけど、実は危ない芸をしているのだから長くは生きられないと知っている
長く生きたいとも思っていない
「この世は牢獄だ、懲役が短いといいね」

*佐藤流司くん演じるモリールが「この舞台は夢なのです」みたいなことを言ってたけど、それはサーカスのこと?この作品のこと?
「オズワールド」という単語も聞こえてきたけど、この意味は?
ミッキーマウスの元になったオズワルドなのか「オズの魔法使いの世界」ということなのか?
疑問符ばかりだわ(笑)

* ザンパノをからかっている時のイル・マット・・・顔は笑っているけど目がギラついて怖いwwwチュー
海宝くんうまいなぁ、と改めて思う

*初見の2階席からはまったく見えなかった海宝くんマットのポップコーンシーン
2回目は振り向いて、3回目は背中から見ました
だいたいポップコーンをスプーンで食べるなんてあやしい(笑)
しかもそのスプーンを受話器代わりにして、ザンパノをおちょくって・・・グラサン
もっと近くで見たかったかもチュー

*もう書いてもいいかな?
海宝くんは綱渡りをちゃんと習いに行って、特技のところに書けるくらいになったそうですよ!びっくり
ジェルソミーナちゃんも終盤でスルスル渡っていて、初めダミーかと思っていたら、蒔田さんだった!目目
低い平均台ですら恐怖だったcheri-bとしては、素晴らしいとしか言えません

*ザンパノとイル・マットは「同じカードの表と裏」というけれど・・・
人は光と影、天使と悪魔、野獣と聖人・・・いろいろな面を持っているということかな?
ザンパノが「男は命令するしか役に立たないのか?」と言った哀しそうな顔が・・・

お断り:台詞など、ザックリの記憶なので、すみませんあせる