ノーカー(農家)ライフ A farmer (Noka)'s no-car life. -2ページ目

ノーカー(農家)ライフ A farmer (Noka)'s no-car life.

イナカに暮らしてロシア語通訳と趣味の園芸やってます。
仕事とくらし、都会とイナカの問題、ノーカーライフの様子をお伝えします。

いやー、やっと終わりました。大きな仕事。

地方在住者にとっては数年に1回の大きなイベントの同時通訳でした。

 

同時通訳の仕事に参入したのは5年前。

 

訓練は10年前からしていたけれど、

なんとか商品レベルに達したと思えるまで5年。

 

北海道ですからね。

同時通訳でやる国際会議やイベントなんて(しかもマイナーなロシア語だし)せいぜい年に1-2回。

 

年の割に(今50歳)場数を踏めんでいないため、今回でブースに入るのはやっと10回目。

毎回これが最後だと思ってやってます。

 

だって、実績がないのに大きくコケようもんなら、

年齢から言ってもリベンジのチャンスなんてないからね。

 

本当に最後だと思ってないとやってられない部分もある。

 

今回はとりわけ大きなイベントで、

1か月前から思い出すたびに脈が速くなるし、血圧も上がるし、

 

その日が近づくにつれて、緊張で胃酸が逆流するし、

 

当日になると、きまっておなかがゆるくなるから、

下痢止め飲んだりとさんざん。年を取るといつまでたっても場慣れしない。

 

そんな思いをしてまで、なぜこの仕事をするのか??

 

ま、なんかねー、

技術的にできない仕事があって、そういう依頼が来ても断るってのが、悔しいから。

才能がなく、何年たってもできないならそれでもいいけれど、どこまでできるのかだけは試したかった。

 

最初はお話にならないくらいヘタで、何度もやめようと思ったけど、

同時通訳以外のところではじめに大きな成果が実感できたので続けられた。

 

発音がよくなった。翻訳が驚くほど速くなり、またうまくなった。

お客さんやネイティブから褒められることが多くなり、ブタもおだてりゃで、こうなるとやめられない。

 

とりあえず、北海道で同時通訳イベントがあれば、

少しずつでいいのでこれからもやりたい。

 

ま、こりゃアレだな。

マラソン走っているときはつらくて、もうやめよう、これが最後だと思っていても、

走り終えてみれば、

なんかまたやってみたいって思うのと一緒やね。

マラソンもやってたことがあるのでよーくわかる。

 

話が長くなりましたが、

これで1か月近くの緊張の日々から解放され、

畑仕事再開です!

 

今年は夏野菜を頑張ろうと思って、

ハウスもこれまで右半分だけしか使っていなかったけど、

フルサイズに戻しました。

 

5年前に植えたタラノキがここまで大きくなった。

自家製タラノメ初収穫!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「番外編~白いやつとの戦いはまだ続いていた」で取り上げたソフトバンクの光回線と今日ようやくさようならした。

 

本当は年度末までに終わらせるはずが、引っ越しシーズンなので回線工事がたてこんで、新回線の開通工事が終わり、解約申し込みをしたのが4月半ば。そのあと実際の回線廃止までにさらに10日。あと、立ち会わなくてもいいが、旧回線撤去工事が昨日終わった。ルーターが一つになり、やっとスリムになった。

 

 

 契約は回線廃止時に切れているのに、新番号への案内は、回線撤去工事が終わるまで始まらないというので、やむなく昨日までソフトバンクのルーターを置いておくことになった。不親切。

 

 おまけに新番号の案内は3か月しか継続しないという。NTTなら1年なのに。サービス悪悪。

 

 おまけにレンタルしていたルーターを返却する輸送代金は顧客もち(NTTは無料)。不親切。

 

 このほかに解約金も支払った。結局おまえはなんだったのだ、ソフトバンク。ひどく不親切なサービスを提供しておきながら、あの手この手で客からカネを巻き上げるじゃないか。

 

 代理店の虚偽の情報で契約させられていたのは、「光コラボレーションモデル」というサービスだったらしい。

 

 そもそもこの商品に限らず、代理店が「お安くなるプランがあります」といって勧めるプランは、それほど安くならない。

 

 おとーちゃんの場合、個人事業者なので、お客さんとの接点であるメルアドをおいそれと変えるわけにはいかない。

 

 で、もとのプロバイダの契約も置いておくと、200300円程度しか安くならなかった。プライベートで使っていても、メルアドをころころ変えるわけにはいかないだろう。

 

 で、ほとんど同じ機能のルーターを二つも取り付けて、何か便利になったかというと、そんな実感は全くない。

 

 あるときNTTのルーターの調子が悪くなり、修理を頼むと、契約上こちらでいじれないので、ソフトバンクで依頼してくださいと言われるし、ではSBに電話をかけると、NTTの代理店からスタッフが来て修理する。

 

 故障の時にどちらにかければいいのかわからず、複雑になるだけ。メリットといえば、支払いが一括されることくらい。これは、帳簿をつける必要のある個人事業者なら若干手間が省けていいが、サラリーマンならば、特に利便を感じないだろう。デメリットと差し引きすれば、あきらかにマイナスですな。いらねー。

 

 話を元に戻そう。結局「お安くなるプラン」とか「おまとめプラン」とかいうのは、安くなるというニンジンを目の前でちらちらさせて客を囲い込むため、通信事業者が客のためでなく自分の利益のために考え付いた商品としか思えない。

 

 一旦契約させてしまえば、電話番号を変えなければならないとか、解約金がかかりますとか言って、首輪をつけておくことができる。電話嫌いなおとーちゃんは、何か納得いかない思いをしつつ、解約のために問い合わせをして長々と待たされると思うと気が進まず、可はなく大きな不可もないし普通にネットに接続できるならばと、ぐずぐず3年も契約を続けてしまった。お年寄りならば、なおさらこんな気持ちになるだろう。

 

現代ビジネスは、「解約が面倒だ」「いろいろな手間を考えたら、今のままでもいい」と思う心にまでつけこんで、適当なサービスを売りつけてくる。こういうこざかしいことをやるやつなんか大嫌いだ。これで生涯ソフトバンク嫌いが決まりました。

 

 世帯の通信費を安くする方法。ガラケーのまま通すか、格安スマホにする。節約効果は数千円になる。以前は最低でも17千円程度、通話の多い月には2万円を超える月もあった通信費(ケータイ2台、固定電話、プロバイダ全部)は今14千円前後で安定している。「お安いプラン」「おまとめプラン」はよくて1000円程度、数百円の効果しかない。

 

 やっぱ、格安スマホだよ。キャリアのアドレスなんてなくて結構。Gmailで十分だし、何より回線がNTTドコモになって接続が速い。

 

 一時ソフトバンクは「接続が遅い」という悪評の払しょくに躍起になって、「顧客の95%が接続の速さに満足している」などとHPで謳っていた。

 

 だが、人間には上記のように「思考における慣性の法則」が働く。このアンケート結果の多くに、「解約手続きが面倒だからSBでもいいや」とか、ほかのキャリアを経験していない人のリップサービスが多く含まれていると察する。「可もなく不可もない」という人を、「不満ではない」と解釈し、「満足」に加えるくらいはやっているだろう。信用できない。

 

 ドコモやauのユーザーにSBの端末を試してもらって、同じアンケートをするよう強く求める。おとーちゃんは、格安スマホに変えたとき、ドコモの回線だとこんなに接続速いんや、と感動した。SBだったときに、友達とよーいどんでネットを立ち上げても、全く話にならなかった。

 

最近は、通信業界を筆頭に、客をつなぎとめておきたいという意図が露骨に見えて、本当に嫌なものだ。客が求めているのは、純粋に使いでがいいかそうでないかだ。それをわきまえずに創造性のかけらも感じられない適当な横並びサービスを提供しておいて、客が離れないようにする策を考えることだけに腐心しているようにおもえてならない。

 

 

 

 2週間の出張に加え、家庭の事情でさらに1週間家を留守にして帰ってみると、

全国的な異常高温のせいで、我が家の雑草もやけに成長が速い。

 

今年は完全に畑仕事出遅れました。

あわててイモとビートだけ植えて、ハウスのビニール張りや雑草取りをしようと思ったところ、

雨ばかり。

 

留守の時好天で、帰ってきたら雨ばかり降りやがって!!ほんま腹立つわ~。

 

で、今年から仕事も畑ものんびりやろうと決めたやさきのことであるので、

遅れを取り戻そうとせず、やれることだけやる。

 

まずは、夏物の葉物(キャベツ・ブロッコリー、レタス)を種から栽培するのはやめました。

苗屋で売れ残りの投げ売り状態になったのがあったら買うけれど、

なければそのままやめ。

 

夏は近くにある野菜直売所に行けば格安で買えるからね。

 

むしろ越冬用の白菜やキャベツのほうが重宝する。今年の野菜高騰のことがあるので、

秋にがんばりましょう!

 

ニンニク200株時代到来。順調に育ってます。

 

ギョウジャニンニク豊作!これを豚バラと一緒に炒めるとうまいのだ~。

 

 

今年は完熟たい肥が手に入りました!

 

堆肥は完熟すると、素手で握ってもサラサラ。

においもほとんどしません。

 

春の種まきの前にしなければならないことがある。

種まきは1か月くらい先だけど、

ハウスの改造、去年の冬囲いの後片付け、畑の模様替え、剪定などなど。

 

また、今年は憎っくきキツネシャットアウト3年計画の2年目。

畑の周りに網を巡らせる。

こりゃ土木工事だよ。深さ80㎝の穴を5つも掘るのはしんどい…。

 

とっぷり日が暮れたころ、第2区間完成。これで去年よりは畑を行き来しやすくなった。

手前はさっきの堆肥です。雨に濡れると効き目が半減するので、

シートをかける。

 

畑では越冬ニンニクが目を出した。

引っ越し1年目に10株もらい、毎年半分植えて半分食べてを繰り返し、

今年はついに200株まで増やした。これからが楽しみ。

 

 

 3月、お隣のシルバー世代のご夫婦が、「家庭の事情」で都会に戻っていき、入れ替わりに3人のお子さん連れの若いご夫婦が転入してきた。

 

 私たちの住んでいる〇丁目には小学生がおらず、息子は△丁目の子供たちとの待ち合わせ場所まで毎日一人で行き来して登下校していたので、喜んだのはいうまでもない。本当に、いい人が来てくれた~!

 

 息子は弟や妹が欲しいとかねがね言っていたので、一気に3人も弟妹ができてヨカッタ。

 

 で、うちは子どもならいつ遊びに来てもいい。昔のように、アポなしで「あそぼー!」のパターン大歓迎!

 

 お隣の気安さで毎日のように我が家が遊び場になり、今日で5日連続のお客様。また、〇丁目の子供が増えたので、集客効果が高まり、△丁目からも入れ替わりでいろんな子が来る。今日は合わせて7人。

 

 朝の登校時間も一気にぎやかになった。やっぱこれがあるべき姿だよね。

 

 

 さて、新年度。今年、小学校3年生から英語が必修になる。

 

 こんなちょうしで、今後も外国語熱は高まるだろう。小学校に上がる前から英語を習わせたいと思うのも無理はない。言語学や外国語教育の専門家のほとんどが、外国語教育は早ければ早いほど良いと考えているようだ。

 

 でも、おとーちゃんは、早期外国語教育はもちろん、小学校での英語の必修化も疑問視している。はっきり言って、効果はほとんどないと思う。

 

 英語通訳の第一人者で大学教員に転身した鳥飼久美子さんは、小学校から始めても、中学校の英語の成績に大きな変化がないことを突き止めている。

 

なぜか。外国語学習では、母国語を介して理解するからだ。どんなに勉強しても、母国語より外国語がうまくなることはない。ということは、母国語のキャパを広げることが、外国語の吸収力を高める。だから母国語がしっかりしていない幼児の外国語教育なんて、単語遊び程度で終わり。ちょっとした日常生活のやりとりを、人より早く言えるようになったところでそれが何か?問題は、大人になったときの語学力だ。

 

 だから、せめて小学校の間は、学校でも家庭でも母国語の教育に重点を置くほうがいい。しっかりした母国語を身に着ければ、早期教育程度の内容は、中学校以降で追いつける。

 

と考えていた昨今、ありがたいことに、傍証する言説が出た。

 

東大受験用AI「東ロボくん」を開発した新井紀子さんが書いた『AI vs 教科書が読めない子供たち』によると、有名大学に合格するような学力のある子どもとない子の差は、国語の読解力の差であるという。だから、学校や家庭での教育で大事なのは「一に読解(国語)、二に読解(国語)、三四が遊びで五に算数」だそうだ。つまりは、読解力(国語力)がなければ、英語はもちろん、社会や理科も成績が振るわないということだ。

 

塾にしろ、就学前の外国語教育サービスにしろ、ひとよりちょっと早く始めて(学校より早く履修して)アドバンテージを作り、自尊心をくすぐるだけのカラクリ。皆が一通りのことを学んでしまえば、アドバンテージは失われる。最初は成績が良かったのに、あとからどんどん落ちていく子は、塾でいくらでも見てきた。

 

 外国語能力は、母国語と同じ高いレベルに近づけてはじめて価値が出る。母国語のレベルが低ければ、外国語のレベルも低くなる。その程度の外国語は、スマホの自動翻訳アプリで片付くので、いらない。

 

したがって、早期外国語教育は必要ないし、効果もないと断言する。簡単な日常会話のフレーズを言える人は増えるだろう。それでは高いおカネをかけた成果としては物足りない。10年たっても、20年たっても、おそらく日本人の外国語レベルはその程度だから、こんどは0歳児から英語を、いや、胎教で英語を聞かせよう、なんて言いだすかもしれない。耳を傾けないようお願いする。

 

去年もらった廃材のうち再利用できるものと、以前からどけておいた廃材を処理するため、

この2週間ほどで4つ作品を作りました。

 

これは花壇に通じる道につける階段。

 

倉庫は今後車庫に利用するため、

薪を積んでいた場所を改造。

下の台と、上の棚2つをつけて収納を大きくしました。

 

台の上板以外はすべて廃材。釘や木ねじも一部再利用。

 

寸法を間違えたり、木を直角に切断できなかったりして(意外にこれが難しい)、よく見ると微妙に左右非対称だったり、いがんでたりするんですが、この距離だとわかんないでしょ。

 

子どものおもちゃやこまごました工具類をきれいに整理できました。

 

 

 

 実は、このごろクルマを買う検討をしています。「ノーカー」の看板を下ろす時が来たようです。

 

 いろんな人が「買いなさい」といっても耳を貸さずにいたけれど、経済生活の優先順位が変わったことで買おうかなという気になってきた。

 

 おとーちゃんは、吹けば飛ぶような零細業者。毎年減収や廃業の危機と隣り合わせのなかで、40歳で子供を持った親の責任として、目先の快適さや便利より、学費の調達こそが最優先課題だった。子供に奨学金という名の借金を負わせるわけにはいかない。息子が大学に行くとしてもまだ78年先だけれど、体力も気力も峠を越えた50代後半から60代にまた出費のピークを迎えるのはしんどいし、リスクが大きすぎる。1年先も見通せないのに、「このままやっていければ」なんて激甘予測で、いたずらに物質生活を充実させるわけにはいかなかった。

 

 その最優先事項が去年でほぼ片付いた。今度は自分たちの老後資金を貯める番だけど、人生100年時代(生きたくなくても生きてしまう可能性)を視野に入れれば、いちどきにたくさん稼ぐより細く長く働く戦略のほうがおそらく効果的。ならば、あわてなくていい。じゃ、クルマ買ってみる?となったわけ。

 

そのほうがさらに田舎暮らしが充実する。もう7年くらい釣りに行ってないし、今後10年以内にハンターになりたい。近くの山で伐採があって、「薪に使わんか」と声がかかれば、すぐ取りに行ける。農業資材もすぐに買いに行ける。守りを固めて攻める雲竜型人生。これからは「攻め」ですね。

 

  今まで運転を嫌がっていたヨメが、やる気になってきたのも大きい。おとーちゃんは家を空けることが多い。クルマがあっても、1年の3分の1以上使わず、出張から帰ってきて駅まで迎えに来てもくれないなら、ムダなだけ。

 

 結局クルマを持つ方向に落ち着いたわけだが、自分にとっては必要なプロセスでした。

 

 もともとあまのじゃくで、合理的な理由がなければ、人の言うことに納得できない。ジョーシキや「皆がそうしているから」なんて言われたら、相手が親でも先生でも徹底的に反発する子供だった。同じように、「クルマって生活必需品でしょ?」といわれると今でも違和感を覚える。いや、工夫次第でなんとかなるでしょ?またクルマはいつか降りなければならない。

 

クルマはもちろん、服や日用品までシェアする時代。あれもこれも所有するのは不経済だし、負担でもあるという認識が広がりつつある。クルマがあると維持費はもちろんのこと、人の歩く幅だけで雪かきが終わらない、年末のくそ忙しい時に洗車する時間もいる。

 

クルマなし生活を経験してみて、自分のニーズが精査でき、価値観と負担をはかりにかけ、ほかの条件も整った。今ならたぶんプラスになるから買おう、ということ。

 

 買っても、オンボロ中古、ほぼ町内(農村部)限定走行。運転自信ないし。行楽に出かけるときは、これまで通りお酒が優先。また、75歳免許返納へ向けて出口戦略を考えなければね。(笑)

 

 昨日作ったシカ肉の燻製は、もともと生ハム用に塩を塗りたくった肉を転用したので、かなり塩辛い。

 

 そこで思いついたのは、シカ肉お茶漬け!!

 

 ヒントになったのは、子どもの頃の記憶です。

 

 近所に九州出身のおばさんがいて、1年に1回くらい、郷里から送ってくるという名物「クジラの塩辛」をおすそ分けしてくれた。まだ商業捕鯨の盛んだった昭和50年ころのお話。

 

 これが激ウマで、1キロくらいある肉の塊を薄切りにしてお茶漬けにする。2きれだけでも軽くどんぶり1杯は平らげることができた。次はいつ分けてくれるだろうと楽しみにしていたものだ。

 

 「塩辛」とはいうものの、実際はクジラの生ハムか塩漬け熟成肉というべきもので、やわらかいビーフジャーキーのような歯ざわり。

 

 で、同じ味わいが出ないかと、シカ肉で試してみた次第。

 

 味は、若干獣臭さが残っているけど、まずまずイケた。お湯ではなくだしをかけて、ショウガやワサビ、山椒をちらせば、もっとおいしくなるのではないかなあ。まだまだあるので、いろいろなバリエーションで試してみよう。

 

 ところで昨日、カビが生えたので生ハム製造をあきらめた、と書いた。今日たまたま最近人気の熟成肉についての新聞記事が目についたので読んでみたら、肉の熟成にカビはつきものなんだって。わざわざカビだらけの肉を熟成室につるして、菌を飛ばして肉に付着させるんだとか。

 

 食べるときは、カビだらけの表面をトリミングしなければならないから、歩留まりが悪く、商売としては成り立ちにくいとか。

 

 そうだったんだー。生ハム製造の現場を見たと言っても、工程全部を見たわけではなかったからねー。もったいないことをした。ま、カビをわざわざかけるチーズもあるしね、当然と言えば当然か。

 

 次シカ肉が手に入ったら、今度はもっと熟成させるぞー。

さて、これまで続けてきたシカ生ハム製造ですが、

1か月ぶりにムロをのぞいたら、

カビが生えてしまったーー!(泣)

 

やっぱムロの中は空気がよどんでいるからカビが生えやすいのかな。温度は最適のはずだけど。次のチャンスには、小型の扇風機で風をおこしてさらしてみよう。

 

これから温度が上がるとカビがますます繁殖しそうなので、生ハムはあきらめた。

カビの生えた部分をそぎ落とし、

骨から肉をこそぎ落としして別の調理法をためす。

 

ちなみにこの時点できれっぱしを食べてみたら、

生乾きの鮭とばの味そのものだった。

 

味としては悪くない。あーあ、うまくいってりゃなかなかの生ハムができただろうに。

 

 

次の調理法は、燻製です。

ロシアで買ってきた、ハンノキのチップ。

 

いろいろ調べて、一番手間いらずなのは段ボールの燻製。

見えにくいけど、肉の下に七輪を置いて、熾火でチップを加熱してます。

 

木のフタは重し。

煙出てます出てます。

 

万が一段ボールが発火した時に備えて、建物から離して設置してます。

 

 

小一時間ほどでこの色合いに。これは期待できそう。

 

食べてみたら、ローストビーフみたいな感じ。

しばらくはビールのつまみに事欠かない。

 

で、この香りは、ロシアの食品店ならどこにもあるあの魚の燻製のにおいそのものだと気づいた。

 

あの独特の香りはハンノキのチップのせいだったんだー。

 

ただ、日本人としては決して大好きなにおいではない。

 

残りの肉は、サクラ材のチップを使って燻製にしてみよう。