
「番外編~白いやつとの戦いはまだ続いていた」で取り上げたソフトバンクの光回線と今日ようやくさようならした。
本当は年度末までに終わらせるはずが、引っ越しシーズンなので回線工事がたてこんで、新回線の開通工事が終わり、解約申し込みをしたのが4月半ば。そのあと実際の回線廃止までにさらに10日。あと、立ち会わなくてもいいが、旧回線撤去工事が昨日終わった。ルーターが一つになり、やっとスリムになった。
契約は回線廃止時に切れているのに、新番号への案内は、回線撤去工事が終わるまで始まらないというので、やむなく昨日までソフトバンクのルーターを置いておくことになった。不親切。
おまけに新番号の案内は3か月しか継続しないという。NTTなら1年なのに。サービス悪悪。
おまけにレンタルしていたルーターを返却する輸送代金は顧客もち(NTTは無料)。不親切。
このほかに解約金も支払った。結局おまえはなんだったのだ、ソフトバンク。ひどく不親切なサービスを提供しておきながら、あの手この手で客からカネを巻き上げるじゃないか。
代理店の虚偽の情報で契約させられていたのは、「光コラボレーションモデル」というサービスだったらしい。
そもそもこの商品に限らず、代理店が「お安くなるプランがあります」といって勧めるプランは、それほど安くならない。
おとーちゃんの場合、個人事業者なので、お客さんとの接点であるメルアドをおいそれと変えるわけにはいかない。
で、もとのプロバイダの契約も置いておくと、200~300円程度しか安くならなかった。プライベートで使っていても、メルアドをころころ変えるわけにはいかないだろう。
で、ほとんど同じ機能のルーターを二つも取り付けて、何か便利になったかというと、そんな実感は全くない。
あるときNTTのルーターの調子が悪くなり、修理を頼むと、契約上こちらでいじれないので、ソフトバンクで依頼してくださいと言われるし、ではSBに電話をかけると、NTTの代理店からスタッフが来て修理する。
故障の時にどちらにかければいいのかわからず、複雑になるだけ。メリットといえば、支払いが一括されることくらい。これは、帳簿をつける必要のある個人事業者なら若干手間が省けていいが、サラリーマンならば、特に利便を感じないだろう。デメリットと差し引きすれば、あきらかにマイナスですな。いらねー。
話を元に戻そう。結局「お安くなるプラン」とか「おまとめプラン」とかいうのは、安くなるというニンジンを目の前でちらちらさせて客を囲い込むため、通信事業者が客のためでなく自分の利益のために考え付いた商品としか思えない。
一旦契約させてしまえば、電話番号を変えなければならないとか、解約金がかかりますとか言って、首輪をつけておくことができる。電話嫌いなおとーちゃんは、何か納得いかない思いをしつつ、解約のために問い合わせをして長々と待たされると思うと気が進まず、可はなく大きな不可もないし普通にネットに接続できるならばと、ぐずぐず3年も契約を続けてしまった。お年寄りならば、なおさらこんな気持ちになるだろう。
現代ビジネスは、「解約が面倒だ」「いろいろな手間を考えたら、今のままでもいい」と思う心にまでつけこんで、適当なサービスを売りつけてくる。こういうこざかしいことをやるやつなんか大嫌いだ。これで生涯ソフトバンク嫌いが決まりました。
世帯の通信費を安くする方法。ガラケーのまま通すか、格安スマホにする。節約効果は数千円になる。以前は最低でも1万7千円程度、通話の多い月には2万円を超える月もあった通信費(ケータイ2台、固定電話、プロバイダ全部)は今1万4千円前後で安定している。「お安いプラン」「おまとめプラン」はよくて1000円程度、数百円の効果しかない。
やっぱ、格安スマホだよ。キャリアのアドレスなんてなくて結構。Gmailで十分だし、何より回線がNTTドコモになって接続が速い。
一時ソフトバンクは「接続が遅い」という悪評の払しょくに躍起になって、「顧客の95%が接続の速さに満足している」などとHPで謳っていた。
だが、人間には上記のように「思考における慣性の法則」が働く。このアンケート結果の多くに、「解約手続きが面倒だからSBでもいいや」とか、ほかのキャリアを経験していない人のリップサービスが多く含まれていると察する。「可もなく不可もない」という人を、「不満ではない」と解釈し、「満足」に加えるくらいはやっているだろう。信用できない。
ドコモやauのユーザーにSBの端末を試してもらって、同じアンケートをするよう強く求める。おとーちゃんは、格安スマホに変えたとき、ドコモの回線だとこんなに接続速いんや、と感動した。SBだったときに、友達とよーいどんでネットを立ち上げても、全く話にならなかった。
最近は、通信業界を筆頭に、客をつなぎとめておきたいという意図が露骨に見えて、本当に嫌なものだ。客が求めているのは、純粋に使いでがいいかそうでないかだ。それをわきまえずに創造性のかけらも感じられない適当な横並びサービスを提供しておいて、客が離れないようにする策を考えることだけに腐心しているようにおもえてならない。