2024年6月29日

パリオリンピックが7月末から開催される影響で、少し早めのツール開幕。

オーストリアのF1スプリント見て、裏で録画してたツールを追いかけ再生、

少し早送りで見ていたけど、これは~!

フランス大盛り上がりの展開だった。

 

フランスという名がついたレースなのに、フランス人がなかなか勝てないことが多い近年。

ステージ優勝もさることながら、マイヨジョーヌのフランス人は、数年さかのぼることになる。

(アラフィリップさん?)

 

今日から開幕。イタリアスタートだけど・・・

最初から逃げていたdsmのファン デン ブルクに、残り50km付近でエースのバルデが追いついて合流。

先頭2名に、dsmのふたりが追いついて、そのまま抜き去る。

あと40km、ふたりで最後まで行けるのか。迫りくるプロトン。

11秒差まで!行ける?追いつく?息を詰める展開・・・

粘った。粘り切って、バルデが優勝!2位ファン デン ブルクの1-2。

よかった!よかった!バルデ~~~~

なんという感動的な始まり。

 

初日なので、このままマイヨジョーヌ獲得だ。

ロマン バルデ33歳。

彼が登場したときは、総合優勝を狙える若手としてフランスの期待を背負っていた。

でも、あまりうまくいかなくて、総合というより、

逃げに乗ってステージか、山岳賞を目指す方向になっていた。

そしてもう、今年が最後のツールと宣言してる。若いよ?もったいない!

 

でも新しい波も来ている。チームメイト、ファン デン ブルクが優勝してもおかしくなかった。

彼の献身的なアシストがなければ勝てなかった。

彼はマイヨヴェールとマイヨブランと敢闘賞も獲得した。

23歳!オランダ人。これからの活躍にも注目ですね。

 

暑く、厳しいレースだった。

山岳をいくつも越えて、スプリンターには初日から試練だった。

その中で、ツール最多勝を目指して引退を撤回して、

チームも補強して挑んだカヴェンディッシュ39歳が、いきなり熱中症で遅れてタイムアウトの危機だった。

すごく苦しそうだった。でも、ここで勝負する前に終わっちゃうのは、悲しすぎる。

なんとか、こっちも、粘れ!

そんな声援も送る。

夜は長い。

セーフでした。

 

初日から大変だった!目が離せないツール開幕だ。

フランスに残りたかった・・・