由緒正しき割烹 松本館にてカフェタイム | メグミ(ルク)の部屋

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2024年3月22日

いざ、参る。

玄関で靴を脱いで、スリッパに履き替えます。

目の前に、紅白梅に青い鳥が2羽、前田青邨の春らしい作品が待っていました。

カフェは2階の大広間「鳳凰の間」です。

途中の、トイレが極彩色の六角堂のようになっていて、こちらも登録有形文化財なのだそうだ。

(あとで、カメラ持って見にくる・・・)

 

はあ~、豪奢の代名詞、折り上げ格天井。

天井画は百花百鳥、天井蛇腹に鶴、障子腰には亀!だそうです。

床の間の柱も、なんかすごい。

お雛様の隣に、鯉のぼり・・・

席にあったパンフレットによると、立川流三代目和四郎の作、諏訪神社の山車の飾りをいただいた、と。

 

とりあえず注文ですね。部屋をよく見るために横並びで座る。

季節の和菓子とお抹茶を。(ヒロミらしくない・・・)

藤むらさんの上生菓子、今の季節にふさわしい、ほんのりピンクの桜と、

本物の梅の花。(持って帰りたい・・・おしぼりの袋に入れればいけるか?)

はい、おいしく頂戴いたしました。お薄も久しぶり・・・こんなじゃじゃ馬なアタシは、表千家でした。

 

手洗い棟に行ってくる。

女性の個室には、床の間のようなしつらえで、お軸がかかる、品のいい感じだけど・・・

 

残念ながら、丸窓の外にはまだ足場がかかっています。

なぜにこうなった?極彩色の屋根。

男性は!なんというか、輪になって並ぶ!

配置が六角か八角かわからないけど、すごいことになっている。

(これ、ヒロミが勤務していた高校でも、こういう風に改築してみたかったなあ・・・)

 

広間に戻って、お会計です。

舞台があって、緞帳もある。このあたりの天井が鳳凰だ。

舞台の背景は板絵?で桜だ。(反転すると松になるって、パンフに書いてあった)

 

はい、すばらしかったです。老舗の底力を見ました。

 

長居しすぎで、カフェ、最後の客でした。

スリッパはいて帰ろうとしたら、ひと組しかない・・・

犯人は、アタシ?トイレに行って、置いてきちゃったのかなあ・・・