2024年1月17日

暖かな日でした。長野から朝出てきたときは氷点下、今はきっと10℃を超え、

もうコートいらない・・・

弥生美術館は古くからあるレトロな香りの建物でした。

入口にはたくさんの花が、別冊マーガレット編集部とか、出版社から贈られている。

弥生美術館と竹久夢二美術館が一体化して、通路でつながっているようです。

2館共通で1000円。

 

槇村さんの方は、写真撮影不可でした。残念・・・

でも、「愛のアランフェス」私の少女時代、心を熱くさせたものがここにある。

雑誌の別マに掲載された絵は、きっと巻頭数ページがカラーだったのでしょう。

単行本で持っている私には、そこが白黒で、ぼんやりしているのですが、

鮮やかによみがえります。

 

子どもののころは、気にしてなかったけれど、槇村さんにとっては、初期の段階の作品だった。

主人公、亜季実のジャンプやスパイラル、筒美さんの金髪スタイルは美しいけれど、

全体的に登場人物の、顔や、スタイルが、少し淡泊というか、さみしい感じがする。

ストーリーは、今でも惹きつけて離さない魅力があります・・・

 

そして、「ダンシング・ゼネレーション」「N☆Yバード」ですね。

一流のダンサーを目指す、若者たちの物語。

(今日も新幹線で読んできたよ!)

これが、「私の」槇村さとるの描く人物の表情だ。

よく真似して描いていた。

彼らはひたむきだ。泥臭い努力をする。でもかっこいい。

スタイリッシュ。ファッショナブル。

そういう大人になりたかったよ。(なれなかった)

 

さらにフィギュアのマンガがあるのは知ってたけど、読んでない。

「白のファルーカ」アイスダンスだ。

読みたくなった。売ってるのかなあ?マンガ喫茶?ブックオフ?

少女のころの夢。

新井素子の小説にも熱中していたけれど、あれは同年代の夢だった。

今読み返すと子どもっぽく感じてしまう。

でも、槇村さんの世界は、今読んでも、共感できる世界だ。

 

ちなみに、てるちゃんは、陸奥A子について熱く語っていた。

りぼん、だよね。ドジで美人でもない女の子が、なぜかかっこいい男子に好かれる、おとめちっくな感じ?

ショップで絵葉書を見て、これ、絶対陸奥A子、と言っていたが、

ひっくり返してみたら、田渕由美子じゃないかああ。